見出し画像

ゆめパのじかん

こんばんは。
おはようございます。
こんにちは。

来月、自主上映会をする
『ゆめパのじかん』


あー、もう一度観たい。
一度観ただけでは何だか上手く言語化できない…。ただでさえ苦手だから…。

「夢みる小学校」はやっぱり「学校」の話で、私立じゃなく公立だって校長や保護者次第で変えることはできるんだよ!が大事なポイント。

主体的に学ぶ子ども達を生き生きと描いて、有名な評論家の意見も挟みつつ、この環境がいかに優れているかを解説していく流れ。

それに対して「ゆめパのじかん」は、ただただ、夢パークに来る子どもとその周りにいる大人の日常を綴ったドキュメンタリー映画。
評論家も出てこない。

どちらかというと、不登校の子どもが主役。
学校が出てくるわけでもない。

『夢みる小学校』は公教育を受けて育ってきた自分を見つめ直す映画で、こんな環境だったらどれだけ幸せだったろうかと思わせられる。
自分の町の学校もこんな学校になればいいのに。この映画に出てくる学校に我が子も通わせたい。

観た後の感情としてはそんな感じ。

でも『ゆめパのじかん』は、大人ひとりひとりが、どう子どもと向き合うのか。血の繋がりがあるとかそんなのは関係無く、そこに集まる、そこを拠り所とする子どもとどう接していくのか。そんなことを考えさせられた。

プレーワーカーの他にも地域のボランティアおじいちゃんの存在も本当に大きくて。赤ちゃん連れのお母さんも不登校の子どもも、みんなが過ごせる場所。

映画の中で語られる子ども達の言葉が今の教育を物語っていて。

「好きなことを途中で止められてしまう。もっとやりたいのに「今日はここまで」って。」

「ただ言葉を暗記したって意味ないのに。その先にあることもちゃんと説明すれば興味も湧いて自然と覚えるようになる」

とか。
いや、言葉は間違ってるかもだけどw
内容はこんな感じだったと思う。

言われたことを何も考えずにただやってるだけではなく、ちゃんとその行動の目的を考えて判断してる。

そんなことを小学生で考えちゃってるんだから本当に凄い。

あー、私の語彙力。泣


映画の中に出てくるマルシェイベントも本当よく考えられてて。

企画、準備から子ども達が行い、誰と組むか、どんな店を作るかを考え、木材で店を「建てる」ことからする。
そして当日販売して、売り上げ報告して「税」を納める。
その集まった「税」でどんなものを購入するか、何が必要かを皆んなで話し合って決める。

そして店の解体も自分達でする。

こんなの楽しいに決まってるよね。
生きる力も身につくだろうね。

そして
「これだったら自分でも子ども達にできそうじゃない?」
そんなことを思わせてくれるのが
『夢みる小学校』との1番の違いなのかもしれない。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?