『だれもいない温泉』わたしの読書
ご存知でしょうか、作者の千葉省三。(1892年明治25年~1975年昭和50年)
栃木県の児童文学作家です。
小学生の頃の私の好きな作家でした。
母が揃えてくれた『千葉省三童話全集』、その中にある『だれもいない温泉』というのが私が一番好きな作品です。
主人公の子供が夏のある日お父さんが地図で見つけた小さな温泉場を訪ねる話です。
バスに乗り、山あいのバス停で降りて歩き、たどり着いた温泉場には古い家が一軒だけ、そこが目的の温泉場でした。
ところが留守で、「勝手に入ってください。