でもなら起業は上手くいかない
『でもしか先生』という言葉を聞いたことがありますか?
でもしか先生(でもしかせんせい)とは、日本各地において学校の教師が不足していた第二次大戦終結から高度経済成長期(おおむね1950年代から1970年代)に教師の採用枠が急増し、教師の志願者のほとんどが容易に就職できた時代に、他にやりたい仕事がないから「先生でもやろう」あるいは特別な技能がないから「先生にしかなれない」など[1]といった消極的な動機から教師の職に就いた、無気力で不活発な教師に対する蔑称である。文部科学省中央教育審議会の会議等においても用いられている[2]。
Wikipediaより引用
他にやりたい仕事がないから「先生”でも”やろう」特別な技能がないから「先生に”しか”なれない」こんな先生に我が子をお願いしたくないですよね。
ところが起業をする際に、でもしか起業みたいな起業の仕方をしてしまう人がいます。
でもなら起業と命名
先日ある方に「USPは他の人から見て「なんでそんなことできちゃうの?」なので、『でもしか先生』と同じような『でもしか起業』では見つけられないんだよね」と話しました。
そこから起業に置き換えると『でもなら起業』かなという話になりました。
起業が目的になってしまって「〇〇”でも”やるか!」とか、「〇〇”なら”できるかも!」と資格を取って起業をする。
『でもしか先生』に我が子を預けたくないのと同じで、お客様は『でもなら起業』の人に仕事を依頼したくないですよ。
何をするか決まってないけど起業する
たまにあるのが「起業をしたいのですが、まだ何をやるか決めていません」えっと…何屋さんになるのか決めてないけど、とりあえずお店を開きたい。お店を開くのが目的なのですね?
経営者になるならわかります。
ネイルサロンを開こうと決めて、ネイリストの募集から始めるとか、イタリア料理のレストランを開こうと決めて、料理人を募集するところから始めるのであれば。
個人事業で始めるなら、ネイルサロンを始めるなら自分がネイリストになるでしょうし、イタリア料理を提供するなら自分で調理しますよね。
事業を始めるなら、自分が人一倍得意なことで、その技術や知識で人のお役に立ちたいから始めるのでなければ無理があります。
でもなら起業で上手くいかない理由
でもなら起業がダメな理由は、他者と比較されて選ばれないからです。
何の強みもない、過去の経験による裏付けもない、誰かのお役に立ちたいという強い思いもない。
USPも見つからないでしょうし、キャッチコピーだって作れないでしょう。それでその他大勢の中から選ばれるはずもなく。
チ───(´-ω-`)───ンです。
自分の人生の棚卸しをしてみよう
その人の強みは、これまでの人生経験の中にあることが多いです。今持っている資格と過去の経験の組み合わせが見つけれたら強いです。
見つけるに、自分の人生の棚卸しをしてみましょう。
学生時代頑張ったこと、学生時代にやっていたアルバイト、新卒で入社した会社で担当していたこと、転職した会社でやっていたことなどなど。
あなたが簡単にできることで、他の人には難しいこと。
「なんでそんなことできちゃうの?」「お願いしたい」と言われることはないでしょうか。
そして、あなたの力で誰を幸せにしたいですか?←ここ大事
お客様から選ばれるために、人生の棚卸しをしてみてくださいね。
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