見出し画像

「〇百万円稼ぎました!」は本当なのか

個別セッションで「『〇百万円稼ぎました!』って言っている人は本当なのでしょうか?」と聞かれてお話をしたのでシェアしますね。

まず、「〇百万円稼いだ」は本当でしょう。前提条件なしでその月は。

その〇百万円は何か月分?

その質問の後に「〇百万円を稼ぎ続けている訳じゃないですよね?」と聞かれました。

そうそうそれです。確かにその月は〇百万円の売上があったとして、その売上を1年間継続できているかはわかりません。

もしかすると、今後何か月分の売上なのかです。

例えば50万円で6か月の継続コースを4人に販売したら200万円の売上になります。200万円を先払いしてもらっているので、ひと月33万3,333円になります。

あれ?大したことないじゃんになりますよね。

中には〇百万円を稼ぎ続けている人もいるとは思いますが、そういう人は『月に〇百万円を稼ぐことが当たり前』なので、わざわざ「〇百万円稼ぎました!」と言わないのです。

女性起業家の現実

彼女にはこの記事を見せながら説明をしました。

実は女性起業家の平均年収(個人所得)が93.1万円で、100万円以下が69.1%です。2019年のデータですが、女性の正規労働者でも389万円です。

〇百万円を稼ぎ、仕入れがない職業であれば、平均を上回っている可能性が高いです。

仕入れがある仕事の場合、仕入れがない仕事と比較すると利益は少なくなります。

極端な例ですが、100万円の売上があっても、90万円で仕入れたモノであれば、利益は10万円以下になります。

女性起業家の平均年収は、思っているより高くないのです。

〇百万円稼ぎましたは残念なカミングアウト

お金は強いエネルギーを持っています。その人にその金額に見合うエネルギーがなければ振り回されてしまうのです。

徐々に収入が上がれば、自分の持っているエネルギーも追いつけますが、いきなり大きな金額を手にした場合はエネルギーが追いつけません。

宝くじが当たって幸せになった人がそんなにいないのも、大きなお金のエネルギーに負けてしまうからかもしれませんね。

「◯百万円稼ぎました!」は品がないし、それまで◯百万円に縁がなかったと、残念なカミングアウトをしてるにすぎないのです。

前半にも書きましたが、毎月◯百万円稼ぐのが当たり前の人はドヤりませんので。

ということで、その〇百万円の内利益はどれくらいあるのか。今後数か月分の売上を先に刈り取っているのではないかなども見極めてください。

「〇百万円稼ぎました」を見て、自分は稼げていないのではないかと凹まないことが大切です。

◆増田恵美プロフィール
◆公式ブログ
◆(株)オフィス凜公式サイト
◆セミナー情報一覧
◆ご提供中のサービスメニュー
◆お客様の声
◆お問い合わせ


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?