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万引きの抜け殻

100円ショップに頻繁に通っています。

私が子どもの頃は「安かろう、悪かろう」でしたが、最近では「こ、これが100円……?」というほど品質が高く、センスのいいものばかりに思えます

今日するお話の舞台はこの100円ショップです。

ある100円ショップに行き、必要なものを手に取り、レジのある方へと向かいました。

その際に、レジの近くにあるエコバッグコーナーの前を通ったんですね。

セクシー大臣のおかげでエコバッグ景気はすごいよう。

サイズや形、材質等以外にも「コンビニ弁当にぴったりのサイズ」とか「カラビナ付き」とか「こんなに小さくたためる」とか、差別化を図るための工夫がたくさん行われています。

さすがセクシー大臣、エコ(ノミ―)に貢献されています!

そんな感じでエコバッグを冷やかしていたところ、気になるものを発見してしまい……。

正確に言えば、「もの」はなかったんだけど……。

どういうことかと言いますとね、包装されて販売されているエコバッグの製品だけが抜き取られ、包装だけがぶらさがっていたのです

正直、ショッキングでした。

人の悪意が目に見える形となって表れていると、見聞きするよりも辛いものが込み上げてきます。

ネットニュース等でビニール袋の有料化以来、万引きや店内のカゴが持ち出されるケースが増えた「らしい」ということは知っていました。

もし、ビニール袋が有料化されていなければ、私の目の前にあったと思われるエコバッグが盗まれることはなかったのではないかと考えてしまいました。

レジに向かう前にこの通路を通り、エコバッグを持っていないことを思い出したのかもしれません。

包装を置いていくことで証拠を残さずに万引きできる(あたかも以前から持っていたかのようにふるまえる)ずる賢さや、包装をゴミ扱いしている(盗んだくせに)点にも気持ち悪さを覚えます。

一応、レジにいた店員さんに、万引きの痕跡を発見した旨を伝えました。

だからと言って、盗まれたものが戻ってくるわけじゃないんですけど。

今一度、ビニール袋を有料化したことで環境保全につながったのかを検証して欲しいと思います。

併せて販売側がどれだけ被害を被ったかも検証し、その結果次第ではビニール袋有料化の法律の改正も検討して欲しいと切に願います。

もし、環境保全につながっていることがわかれば、有料でもいいんですけどね。

お気持ちではなく、科学的ソースを元に合理的なルールを定めて欲しいものです。





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