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久しぶりの預かりボランティア

久しぶりに預かりボランティアの依頼が来ました。
茶トラ白のタロくん、推定1歳半。

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5年ほど前まで、犬の預かりボランティアを10年ほどしていました。
妹がボランティア団体を立ち上げたのがきっかけ。
私は人付き合いが苦手なので、もっぱら預かり担当。
センターから出てきたばかりのコから、ちょっと問題行動のあるコ、迷子収容から持ち込み、野犬子犬、様々な犬達が、ショートステイ、ロングステイ問わず、何十頭と我が家を経由していきました。

一度に小型犬7頭なんてのもあったし、ゴールデンレトリバーや、スタンダードプードルなどの大型犬まで、いろいろ。

私は訓練は得意としていません。
環境が変わって不安定な子達に、安心してもらうために自由にしてもらい、ただただお世話する事しかできません。

5年ほど前、15歳で少々お口の出るコーギーを預かって看取ったのが最後。

本来は里親さまに繋げるのが保護活動の役割ですが、中にはシニアだったり、噛み癖があったり、問題行動が原因で里親さまに恵まれず、看取る事も稀にあります。

その後、個人保護主さんから野良保護猫を引き取った事と、ウチの犬達も老齢で介護に入ったこともあり、預かりボランティアの依頼も来なくなりました。

そんな中、久しぶりの預かりボランティア。
個人保護主さんから。
医療行為は終わっています。
初めての猫の預かりボランティアです。

まぁ、猫歴は浅いものの、すでに元野良猫を多頭飼いしているので、猫の習性も、新入りの迎え入れ方も熟知しているつもり。

犬も猫も相性がありますが、猫の方が気を使う気がします。
今回初めてのオスの成猫ということで、やはり、それなりの段階が必要なようで、経験値が上がりました。

基本的に新入りをケージに入れて数日様子を見ます。
環境が変われば、みんな鳴いたり、問題行動が出るものです。
原因がわかれば解消してあげます。
でもだいたい、慣れてくれば収まりますから、気長に待ちましょう。

次に、先住、新入りの様子を見て、ケージの扉を開けます。
喧嘩することもあるので必ず爪は切りましょう。

まずすぐには出てきませんが、本人に任せます。
人間が介入しすぎてはダメです。
なにか起きたとき、割って入れるよう見守るだけです。
そのうち、それぞれが距離感をつかんできます。

みんなで仲良くなってもらいたいと思うでしょうが、人間だって気の合わない相手がいるでしょう?
それは仕方ないので、必要以上に心配したりせず、猫達に任せます。
彼らはとても上手に順応していきます。

ではここからは、保護活動に携わるを上での私の持論。

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