増田一暁

かえつ有明中・高等学校 国語科教諭 IB・探究にも取り組んでいます。

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今年の研究2024

今年増田が取り組む研究課題を3つご紹介します。 ご興味がありましたら、ぜひご助言ください! 高等学校国語科における推敲の学習手法の基礎的研究 ―メタ認知を促す再執筆活動の提案―  本実践では、国語科の「書くこと」の学習における「推敲」の新たな学習プログラムの開発を目的とする基礎的研究を行います。特に「評価活動」と「再執筆活動」(一度書いた文章を分析して、内容・構成を再検討し、文章を新たに書き起こす「書くこと」の活動)に着目して、学習者自身が事前に共有したルーブリックに照ら

    • 子どもにとって価値のある学校コミュニティーとは? / うつほの杜サマースクールに参加して思うこと

      「食」をテーマに探究型WSをしました 2023年夏、和歌山県田辺市の旧二川小学校で行われた、うつほの杜サマースクールに、教師役として参加させてもらいました。 うつほの杜学園は、廃校となった旧二川小学校を用い、新たな教育にチャレンジしようとしている団体です。代表の仙石さんとは、IBのつながりで知り合いました。 この学校がテーマに掲げるのは「探究×グローカル」。「グローカル」とは、文字通りグローバルとローカルを掛け合わせた言葉で、地域のコミュニティーとのつながりを強く持つ中で

      • 【実践研究】学習者の自己評価はどのように変わるのか?なぜルーブリックを使うのかを考えよう

        実践研究の発表をしてきました 2023年7月末、日本語習熟論学会で授業実践の発表をしてきました。 研究のタイトルは「書くこと」についてになっていますが、今回発表したのは、子どもたちがインタビュー活動をして、それをどのように自己評価するのか、ということについて考えた箇所です。 最近は、ルーブリックについてよく考えています。僕自身は日頃、子どもたちに「何ができるようになったか?」「今何ができているのか?」を自分で認められるようになってほしいと思っていています。 が、それをファ

        • 【実践研究】言葉を知るのって面白い!言語感覚を自分から獲得する学習者の育成

          その人が話す言葉には、その人の性格や考えが表れていますよね。でも自分では、自分の特徴について気がつかないものです。どうしてかと言えば、それは僕たちが、日本語のネイティブとして、自分の言葉を振り返るような機会がないからだと思います。 国語の授業では、新しい言葉や知らなかった使い方を教えてもらう機会が多くあります。でも、もうすでに知っている、自分では当たり前だと思っている言葉の使い方が、もしかしたら間違っていたり限定的だったりするかもしれない、と考える機会は多くありません。例え

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