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幸福感覚と、部屋との関係

さまざまな部屋と人とを見てきた私の結論は、
やがて単純なところに落ち着きました。

それは部屋が汚い人は不幸感覚が強く、
部屋のキレイな人は幸福感が強いということです。

そしてそれだけにとどまらず、部屋のキレイな人はさらに幸せが倍増し、
部屋が汚い人は不幸な出来事をさらに増幅させているということです。

これは「類は友を呼ぶ」という法則どおりです。

あなたの心の反映であるあなたの部屋に、一定の「磁場」が出来上がり、
あなたが発しているエネルギーと同質のものを引き寄せるのです。

磁場という言葉はあまり聞きなれないでしょうか?

じつは、人の心や、人々が集まるその場所からは
「想念」というエネルギーが発せられています。

それは電磁気や電波の法則と同じで、
そのエネルギーの周波数と同じものが引き寄せられてきます。

つまり、あなたの心が豊かさにあふれて良い状態であれば、
あなたの周りに良い磁場をつくり上げ、さらに良いものや豊かさを呼び込みます。

そして、あなたの心をさらに満たします。

あなたの心の状態が、怒り、妬み、愚痴、貪欲、怠惰、猜疑心、自己中心で満たされていたならば、あなたの周りにそのような最悪な磁場をつくり上げます。

そして残念なことに、さらに悪いものを引き寄せ、心の状態もさらに最悪になります。

逆も同じです。

家の中が汚くなると、実際その中で生活している人の心にも影響を与えるのです。

ある心理学者の研究によると、散らかった部屋、そうじの行き届いていないオフィスなどで生活を続けると、生理学的な面でも、心拍数や血圧の増加、動悸、首や肩の痛みが出たり、理由もなくイライラしたり、すぐに怒ったりするというのです。

あなたの心の状態と、あなたの部屋は、相互に影響し合って磁場をつくり上げるのです。

そう、キレイな部屋ではどんどん幸せがやってきます。

汚い部屋ではつぎからつぎへと不幸がやってきてしまうのです。

『夢をかなえる「そうじ力」』P.19

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