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財布はお金のホテルです

財布は、お金から見ればホテルみたいなものです。

ふらりとあなたの財布にやってきて何泊かし、また旅立っていく。

何年も泊まり続けているお金はいませんよね。

あなたはお金というお客様にとってホテルのオーナーということです。

私は仕事や講演で各地のホテルにお世話になります。
また、ホテルのロビーで打ち合わせをすることもあります。

そのせいか、私はホテル大好き人間です。

サービスの素晴らしいホテルに出会うと、「今度もここに泊まりたい」となります。

また、人にも「あそこのホテルはいいよ」と口コミを広げたくなります。

人にとってのホテルのように、お金にとっての財布は同じものなのです。

あなたが、どうしても行かなければいけない場所のホテルに宿をとったとします。

そこで、スタッフの対応が悪く、館内が薄ヨゴレていて、狭い部屋に押し込められ、部屋にはあちこちによくわからない置物が汚く並んでいる……。

これでは、もう二度と行きたくない、
周りの友人にもやめておけと忠告したくなることでしょう。

あなたの財布も、こんな財布になっていませんか?

意外と財布の中は、不要物でいっぱいなのです。

レシートや領収書が詰め込まれていませんか?

一度しかスタンプの押されていないメンバーズカードや、
行かなくなったレンタルビデオ店のカードなど不必要なものを捨てましょう。

財布の色を気にされる方も多いようですが、私はあまり気にしていません。

まずは今持っている財布をキレイにしましょう。

洗剤や皮専用クリームでヨゴレを取ってください。

お札は、絵柄をそろえて入れるようにしましょう。

印刷されている人物の頭を下にして入れる、逆に上にして入れると、
いろいろ説はあるようですが、きちんとキレイにそろえて入れるのが基本です。
私の場合は、頭を下にして入れています。

また、レジなどでお金を出すときも、そろえて出すようにしましょう。

以前、セミナーで「お金を引き寄せるそうじ力」として、
5円玉を磨く実習を行い好評でした。

お金とのこれまでの付き合いを反省しながら、感謝の気持ちで研磨入り洗剤で5円玉を磨くと驚くほどピカピカと光り輝きます。

トイレを磨くとお金回りがよくなりますが、直接、財布をキレイにして、
お金に対する感謝をあらわすことが、いちばんお金は喜ぶと思います。

お金は喜べば、また友達を連れてあなたの財布に戻ってくることでしょう。

『「そうじ力」であなたが輝く!』P.130

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