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札幌国際短編映画祭先行特別上映会に行ってきました。

今年で14回目になる札幌国際短編映画祭先行特別上映会に行ってきました。

104の国と地域から3,661作品もの応募があり、世界からも注目を集めている映画祭です。

国際審査員は今年もそうそうたるメンバーで、「GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊」の押井守、「ゲーム・オブ・スローンズ」のVFXスーパーバイザーのステファン・ファングマイヤー、トライベッカ映画祭ショートフィルムプログラマーのベン・トンプソンの3名です。

押井守監督とステファン・ファングマイヤーさんは、10月20日にセミナー(無料)もあるようです。

今回上映されたのは8作品でした。

なかでも、精神的に弱り休職していた主人公に、気持ちを代弁するナレーターを伴って会社に復帰するアイデアが斬新な「ザ・ナレーター」や炭鉱で遊ぶ少年に起こる悲劇があとを引く「野獣」心に残った。

「野獣」トレーラー

様々な国の様々なジャンルを楽しめて大満足でした。

短編映画の時代がすぐそこまでやってきているなという感じがします。
ようやく、時代にあってきたのではないだろうか。

2時間超えの映画でも優れた作品は、あっという間に終わり時間の長さを感じないことはよくあります。

同じように短編映画も、10分から30分くらいの作品に引き込まれると時間の短さを超える。

ザ・インタビューという映画は、母子家庭で育った大学生のソーニャが、ジャーナリストになりすまして、会ったことのない児童文学作家の父にインタビューするストーリー。

観終わったときは、長編映画を観たような感動と満足感が残った。

それで、時間を見ると17分しか経っていない。

時間が足りない現代の人達にぴったりの、新しい映画の楽しみ方としてこれからますます広がると思う。

機動戦士ガンダムUCやオリジン、サンダーボルトなどのアニメ作品を映画館に観に行ったときに感じた満足度と時間と料金のバランスがとても心地が良かったのを思い出す。
時間は1時間で、料金も1000円だったんじゃないかな。

短編映画なら料金も500円で観れるようにすれば、仕事の合間や昼休みに映画館に行く人も増えるんじゃないかな。

札幌国際短編映画祭は、ノミネート作品上映が10月17日〜20日、受賞作品の特別上映が11月2日〜4日

無料で参加できるイベントもあるので、興味のある人はHPをチェック!
ノミネート作品のトレーラーもどうぞ。


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