転落事故から2年、つまり730日くらい

屋根を踏み抜いて大怪我をしてから、はや2年がたつ。

後遺症のようなものとしては、左の手首の可動域が狭くなったこと、高い声がでにくくなったこと、前歯が一本なくなったこと、それと、脾臓がなくなったこと。

左手は動く範囲で生活はできるし、

声は、かわりに低い声がだせるようになったし、

前歯は入れ歯でなんとか対応しているし、

脾臓に関しては、5年ごとのワクチン打って、感染症にかからないように注意しているし、

赤くふくらんだ開腹跡は徐々に平たく、肌色になって周りの肌となじんできたし、

仕事も以前とほぼかわらずにできている。

回復を支えてくれたたくさんの人に感謝している。

実は、感謝をしたい人たちが、辛く困難な状況に陥っている。

その人たちに、私は何もしてあげられていない。

ことばもかけられない。

情けないなぁ。

非力さにうんざりする。


その人たちの穴埋め、といったらなんだか違和感だけれど、その人たちが頑張っていたことを、私なりに継承できればいいと思う。こっそりと。

一度死んだと思った人生。3歳になります。

実年齢は29歳。

20代最後、悔いなく生きよう!




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