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強豪の私学との戦い方

皆様、沢山の質問ありがとうございます!どれも非常に興味深いです…!


投稿者:カメックスさん
「あと2ヶ月で最後の大会が始まるのですが、強い私学に勝ちたいです。気の持ち方、配球など教えてください!!」


早速、お答えさせていただきます。


気持ちを強く持つ


まずは気持ちを強く持ってもらいたいです。地方予選で当たらなかったとしても、私学とは必ず甲子園を目指す過程で当たります。私学との対戦は通過点の1つだと思ってください。


気持ちを強く持つにはモチベーションを高める必要があります。僕の場合は「公立で、私学を倒したい」という動機が、モチベーションを高めてくれました。他にも「あのチームに勝てば、自分たちの母校の知名度が上がる」とか。モチベーションを高めるための動機を作ってください。

  

試合中はミスをしても、すぐに忘れてください。一瞬でも隙きを見せれば、相手は一気に攻め込んできます。試合中にミスをしても、次のプレーで取り返せば大丈夫です。


僕は試合中も気持ちを強く持ち続けるため、独自の工夫をしていました。僕は投手でしたので「アウトを27個取る間、無失点なら勝てる」と考えるようにしていました。1イニング毎に24、21、18と減っていくので気が楽になったんですよね。野手の場合でしたら「長打が2本打てたから今日は勝てる」ですとか。色々と工夫をするとよいでしょう。


先制点を狙う


続いては戦略的なお話をしましょう。兎に角、先制点を奪取することを意識しましょう。実際、高校野球ですと先制点を奪取したチームの勝率は約70〜75%だったと記憶しています。相手だって同じ人間なので、先制点を奪取すれば動揺して、勝機が見えてくるでしょう。


自分達、対戦相手をとことん研究しよう


自分自身のことを相手は研究してきていると思いましょう。僕の場合、投手でしたので1回戦、2回戦で見せた自分の配球パターンは研究されていると考えていました。そのうえで強豪の私学と戦う際は、相手の裏をかく配球パターンを捕手と一緒に考えました。


野手の場合ですと自分の得意コース、苦手コースは研究されていると考えたほうがよいでしょう。そのうえで苦手コースを攻められた時、どのように対処するかを常日頃から考えておきましょう。


同時に対戦チームの事も徹底的に研究しましょう。僕の時はコーチ達が動画を撮影してきてくれたので、何十回も視聴しました。一つでも相手の癖や、弱点を見つけ出した上で試合に挑んでいました。


質問お待ちしています。


本記事での回答がカメックスさんの参考になれば幸いです。最後の大会、悔いを残さないように頑張ってください!皆様からの質問、お待ちしていますのでよろしくお願いします^^


語り手・総監修:増渕竜義

聞き手・原稿作成・写真撮影:小林ヒデタカ

いただいたご支援は、僕のスクールでの野球道具等に当てさせて頂きます。