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負けを認めるプロセス

旧日本軍は死んでいった者のために降伏はしない、最後の一兵まで戦う、と、一億玉砕の方針を喧伝していた。
その先兵として世界最大の戦艦大和は航空機をともなわない艦隊で沖縄に向かい、米軍の航空機によって撃破された。
真珠湾攻撃で名を轟かせた連合艦隊の終焉だ。
いやその前のレイテです終わっていたのだが、大和を沈めずに敗戦するのはまずいよな、ということで、連合艦隊の幕を閉じるイベントだった。これは吉田満の戦艦大和の最期にも書かれている通り、結果論でなくそれが目的の作戦だったのである。

信じたくないことだが、こんな愚かなことをしてしまうのが人なのだ。

通常兵器が底をついた時点で戦闘が不利であったなら、使っていない兵器を使う判断をしても、プーチンが特別な訳ではないと言える。

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