角煮を作れる彼女は世界を救ってる
読み終わった後の感想は、
友達がどこか遠くに行ってしまった。
にゃんたこ(著名人なので以下敬称略)の初書籍
世界は救えないけけど豚の角煮は作れる
https://www.amazon.co.jp/dp/4048969250/ref=cm_sw_r_li_dp_VGZ17RD79HXK548216HG
は、エッセイと小説が2本収録されたいわば彼女の分身だと思う。
それを読み終えたとき、自分は1リスナーなのに、にゃんたこをどこか友達だと思っていた事に気がついた。そして彼女は、どこか遠くへ行ってしまった喪失感を抱いた。
酒を飲み、吐いて、汚い笑い声とともにゲーム配信をしているにゃんたこはとてもフレンドリーで近く感じていた。
しかし、彼女の紡ぐ言葉、考え、経験は自分からとても離れていて、親近感から崇拝に変わっていった。
誰でも経験があることだと思う。
友達が自分より絵がうまかったり歌がうまかったり
なんなら音楽制作をして発表したりなんかしてたり。
そう言ったときに、僕は素直な尊敬と少しの嫉妬、そして疎外感を感じてしまう。
それをにゃんたこの本にも感じた。
彼女は世界を救えないと言った。
でもそれは違う。
彼女の価値観は誰かに伝わり誰かの世界を救う。
この本を読んだ多くの人の世界を少しだけ救っている。
そして、彼女の動画もまた、世界を救っている。
是非とも彼女の動画を見てほしい
https://www.youtube.com/channel/UC6XdFs8T6Ei54O0FYl3PVVA/featured
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