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アオマスの小説

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どんな一面にも些細な物語が存在する。それを上手に掬って、鮮明に描いていく。文士を目指す蒼日向真澄によって紡がれる短編集です。
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#日常

『日常的ランドスケープ』(6畳部屋の片隅にて) (2000字のドラマ応募作品)

 わたし、彩りがある景色って、当たり前の光景だと思ってた。だけど違うんだね。輝く太陽がモ…

蒼乃真澄
2年前
6

『芋虫が笑う』(6畳部屋の片隅にて) (2000字のドラマ応募作品)

 雨が降っている。それは日常茶飯事で、日常のたった一面に過ぎない。 「お前、虫が嫌いだっ…

蒼乃真澄
2年前
9

『照、闇に包まれし桜吹雪』

「今夜も月が綺麗ですね」  美智さんが囁く先には、まん丸としたお月様が僕たちを見守ってい…

蒼乃真澄
2年前
7

『ちょっとの優しさが欲しいのよ』 (2000字のドラマ応募作品)

「レジ袋おつけいたしますか?」  どっかの誰かが有料化したせいで、また一つ手間が増えた。…

蒼乃真澄
2年前
14

『教科書には載っていないけど』(2000字のドラマ 応募小説)

 歴史の教科書を開くと、人間が犯した悪事と、数々の民が苦しんできた現実を目の当たりにする…

蒼乃真澄
2年前
36

『若林の全て』(2000字のドラマ 応募小説)

 その男はヒョロリとした身体で、トイプードルの毛みたいに髪がうねっている。本人曰く、「ノ…

蒼乃真澄
2年前
9