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春はまだ終わらないようだけれど、日ざしが強くなったり、湿度がぐーんと上がったり、肌寒くなったり、かなりの気分屋さんらしい。

ころころ変わる天気と、怒涛の仕事にゆるゆる心が弱ってきたのを感じる。いくら寝ても疲れは溶けていかず、甘いお菓子ばかり欲している。だんだん悲しくなってくるけれど、慣れていくまでじっと待つ。

冬を一緒に越したポトスとサボテンは、暖かくなり元気になってきた。ひとり暮らしに少し慣れてきたこともあって、ベンジャミンとアイビーも仲間になった。のびやかに育ってね。

私の小さな部屋にある出窓は、朝に東から朝日が差し込んで、夕方に西から夕日が降りてくる。レースのカーテンをちょっとだけ開けて、ぼんやりしている時間に幸せを感じる。

本当は何もしたくないし、ゲームばっかりしていたいし、まだ読んでいない本が眠っているし。それでも生きるための活動をして、週末が過ぎていく。

また、短い文章を書いていきたいと思った。短歌を詠み流していく時間が楽しくて、やっぱり言葉とその世界が好きなのだと自覚した。今、優先するべきは季節と仕事に慣れることだから、無理はしない。

私らしく、のびやかであれ。眠いけれど。

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