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佐々木 孝文
2015年7月3日 20:46
(鳥取県立博物館展覧会図録『はじまりの物語』【2008.10・完売】に寄稿。縦書現行なので数字表記が漢数字中心になっています)一.紙本彩色『吉備大神遊碁御影』について 鳥取市の賀露神社に、『吉備大神遊碁御影』と題する、一幅の不思議な画幅が所蔵されている。この画幅についての記録は残っておらず、落款はあるがやや雑に押されているため判読が困難である。本稿執筆のため、筆者も短時間ながら閲覧の機会を得た
2015年6月27日 22:43
(処女論文です。The若書き、というイメージ。お恥ずかしい限りですが。関心の所在とか方法論の祖型はあるので、一応公開。掲載は『文化史学』 51号,1995)1、はじめに 現代社会学において、社会とは「各人の心情のうちに「内化」しつつしかも同時に外にあるもの(客体)」であると言われる(1)。このような定義は、現代社会のみならず、歴史上のどのような社会にも当てはまるものであろう。そのように考え