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その④ 〜家庭用プリンターで本を作ってみた〜 京都の食堂・居酒屋「風景」のマスターを助けたい! マスターの隠れ家計画

さて、仮とはいえタイトルも決まり、いよいよ本格的に製本作業のに着手していこう。
早速マスターから過去に優駿に投稿したコラムが6つ送られてきた。

ゆっくり読んでる暇はない。
まずは製本直送.comに送るpdfデータに変換せねば。
wordでできるよね?
うん、大丈夫そうだ。
文字は縦書き。目次付きのテンプレートもあったので、そちらを拝借して、早速文章を貼り付け。

マスターの隠れ家0

???

数字が横向きになるじゃないか?
縦にできないの?
「縦中横?」(←これなんて読むんですか?笑)
え?まとめてできないの?一個ずつ?マジで?

色々調べたけど無理みたい。
※誰か効率のいい方法ご存じでしたら教えてください<(_ _)>

今回はちょっとだけだったので、すぐに終わったが、全部これやるのか。
大変だけど、マスターに全てを注ぐと誓ったんだから仕方ない。

慣れない作業だが、順調に終わる。さて、pdfファイルに変換して、サンプルとして製本してもらおう。

ここでまた問題点、
文字の大きさこれでいいの?

普通の本の文字の大きさを調べる。
意外と小さいんだな…
でも、マスターは読みやすくしてほしいって言ってたな。
大きくすると、ページ数が増える。ちょっとアンバランス。
小さいと見にくい?行間開けてみる?お、見やすい。

そんなこんなを繰り返していると、どれがいいかわからなくなり、
ええい!こうなったら実際にプリントしてマスターに選んでもらおう!
ついでに挿絵を入れたり、あとがきや作者の自己紹介ページも作ってそれらしいもの作ってマスターに考えてもらおう!

ってことで、当店のプリンタの説明書を読み、両面印刷で上手いこと本が作れることを確認してから、文字の大きさや行間をタイトルごとに少しずつ変え、他にもいろんなアイデアを詰め込んだ1冊の本を完成させてマスターに送る。
※ここで初めて、中綴じ・無線綴じと長編綴じ・短編綴じの違いを知る。

さて、両面印刷で仕上がった作品こちら

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やはり家庭用のプリンターで作っただけにしょぼいなぁ…
これではお金はもらえない。
文字の大きさや行間を6パターン作ってみた。
私は12pの幅広がいいかと思ったが、嫁はもう少し小さくて狭い方がいいと言う。人それぞれだな。マスターはどれを選ぶかな?
6つのコラムで40ページ。思ったより薄い。
やっぱり100ページくらいいるかな?
最後のページは写真をスケッチ調に変えられるアプリを使ってみた。
なかなかいい感じ。
誰かマスターの似顔絵書いてくれないかな?

そんなこんなで出来上がった製本を、急ぎ速達でマスターの待つ「風景」に郵送。
どんな反応してくれるんだろうか?
がっかりしてるかな?意外といいなと喜んでくれるかな?

ドキドキしながら明日の反応を待つ(恋人か!笑)


過去の記事一覧

その① ~マスターを助けたい!~

その② ~私は大きな勘違いをしていた~

その③ ~タイトル命名の話~

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