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💮【難度E】屋久島の縄文杉を見る(人生でやりたい100のこと)

費用 10万〜20万円
時間 20時間
難易度 S・A・B・C・D・・F
達成日 2021.3.30


縄文杉とは

日本で最長老の樹木といわれる屋久島の縄文杉

屋久島は、日本で5つしかない世界自然遺産の一つに数えられている。

縄文杉は、一時期樹齢7000年とも言われていたが、最近では樹齢2700年ほどであるという説が有力視されている。

杉の一般的な寿命は500年程度であり、それが屋久島の特殊な条件下で杉の寿命が2000年を超えることもあるようだが、それでも2000年を超えてくると内部が空洞化し、やがて自重に耐えられなくなる。

縄文杉も、倒壊防止のため一部がロープで固定されており、いつまで今の姿を留めていられるかはわからない。

2017年にできた新展望デッキから見た縄文杉


実現方法

屋久島へは、鹿児島から飛行機(約30分)か、船(約2時間)で向かう。
大手ツアー会社が、10〜20万円/人で、縄文杉トレッキングツアー(ガイド付き)+飛行機+宿のパッケージツアーを売り出してるので、それをポチるのが良いだろう。

問題は、屋久島上陸後で、縄文杉を見るには往復約10時間のトレッキングをしなければならない。
20〜30代であれば特別な訓練をする必要はないと思うが、ナメてると辛い目に遭う。

とはいえ、苦しい思いをして辿り着いた末に見られる縄文杉の姿は、感動的だ。


縄文杉以外の屋久島の見どころ

また縄文杉への道中は、屈指の映えスポットであるウィルソン株があったり、屋久シカ屋久ザルなんかと出会うこともできたりするので、楽しくトレッキングをすることができる。

屋久シカや屋久ザルは、本州のニホンジカやニホンザルと同じ【種】だが、とても小型で可愛らしい。特に、屋久シカは、同種のニホンジカの亜種である蝦夷シカと比べると、体重が3倍以上違う(屋久シカ30kg:蝦夷シカ100kg)。
いわゆる『同じ種でも寒冷な地域に生息するものほど体重が大きい』という【ベルクマンの法則】を如実に示す具体例の一つといえる。
ウィルソン株
屋久シカ
屋久ザル
また、屋久島はスタジオジブリの映画『もののけ姫』の舞台のモデルになったとも言われる【苔むす森】や【太鼓岩】がある。

その他、屋久島では、【首折れ鯖】や【トビウオ】などが食べられる。
鯖はとても腐りやすいため酢に漬けて【シメサバ】にするのが一般的だが、屋久島では当日の朝に漁れた鯖の首を折り血抜きして、そのまま刺身で食べる、これを【首折れ鯖】という。
サバが漁れない日は、屋久島の飲食店に並ばないので、注意が必要。
ただ、個人的には、首折れ鯖よりトビウオの方が美味に感じた。

その他、ダイビングなども楽しめる。
むしろ、現地ツアーガイドさんによれば、「縄文杉なんて全然面白くない。屋久島は他にたくさん面白いものがある。」とのこと(笑)

また、僕はツアーで行ったので、ホテル選びを失念していたけれど、①sankara(2人で8〜50万円)と②雫の杜(2人で10万円前後)というホテルが良さげな感じ。
少し高いけど、おそらく屋久島には一生に一度しか行かないと思うので、思い切って泊まるべきだと思う。
白谷雲水峡(苔むす森)
本物のこだま
首折れサバとトビウオ
屋久島のウミガメ

縄文杉を見た後は…

①海外の友達に、縄文杉の写真や動画を見せて、『プリンセス モノノーケー ユーノー?』とドヤれる。

②なんか凄いパワーや感動を得られるかと思いきや、実はそこまででもないかも。

③日本の5つの世界自然遺産のうちの1つを制覇できるので、さらに小笠原諸島の南島に行ったり、知床で流氷ダイビングをしてみてもいいかもしんない。

④世界一高い木&世界一大きい木&世界一古い木(全て米・カリフォルニア州(最近チリで、樹齢5400年で世界一古いパタゴニアヒバが発見されたとかなんとか…)。)を見に行ってもいいかもしんない。

まとめ

難易度は低いけど、個人的な満足度は高い。
もののけ姫好きだったり、森が好きな人には、おすすめ。

でも、死んだ後、神様に『わしゃ、あの縄文杉見てきたんやで。すごない?』とドヤれるかなぁ。。。
僕にとっては、【実現困難か実現容易か】が大事で、神様には「こんなに難しいことできたんやで」とドヤりたい。
そして縄文杉を見ることは、そこまで難しくないから、神様にはドヤれない気がする。
もしかしたら、そのうち、【人生でやりたい100のこと】のスタメンから外すかも…。
青いのワタシ
シシガミがいてもおかしくない。

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