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情報社会崩壊の妄想

 昔から僕はいつも失敗とかミスが多いタイプだ。忘れ物は多かったし、凡ミスで大事な物事や約束を違えることもよくあった。なので、少しずつ大人になるにつれて何かをやる時いつも「最悪のシナリオ」を考えようになった。そうするとほとんどの場合リカバーできるし、失敗とかミスという行動のイレギュラーからあり得ない発想に行きつける事が強みになるなと思うようになった。

 そんな風に自分の人生というのを考えた時、自分の生きている社会におけるありそうなシナリオと最悪のシナリオを考えていたりする。スケールを拡大して日本とか世界がどうなっていくかのシナリオも考えていたりする。そんな最悪のシナリオの一つとして今のようなウイルスの世界的パンデミックはあまり想定していなかったけれど、未曽有の災害や事件に付随して起こってくるネットワークの分断というのを一つ考えていた。それについて書いてみようと思う。あくまで僕の妄想を書いてるのと思考の整理のために書いています。

こんな最悪のシナリオ
 まず想定は何か未曽有の災害や事件が起こる(それは自然災害かもしれないし、他国とのいざこざかもしれないし、行き過ぎたテクノロジーの進歩かもしれないけれど)

 何かパニックがあった時のインターネットにおける最悪のシナリオはこうだ。今の様に世界中のデバイスと相互に通信できる環境は突然遮断される、今当たり前に享受していた相互に通信できるインターネットというインフラがなくなる。それと同時に地上波では政府や公的機関の発表があるけれど信憑性がなく、人命や暮らしの事より何か特定の目的のためや悪意によって情報が提供される。一方で大惨事が起こっているはずなのに、一方で何も変わらずに暮らしている。それに気づくまでに不安やパニックは拡大し、更に違う形での不幸な出来事も広がって、個々が何とかしようと思った時には取り返しのつかない事態になる。そんなシナリオ。そんなシナリオと今の自分の環境と比較をしてみる。

・インターネットの遮断は起こっていない
 →生きた人間と双方向なコミュニュケーションが取れる。
 →世界のリアルな状況がビジュアルとしても共有されている。
 →現状の中で感情に根差した行動や言葉を発する事が出来る。

・政府や公的機関の発表の信憑性
 →国とか地域毎の数値の信憑性や対策をどうやって打ち出したかという事はともかく、情報の評価が出来る環境があり、双方向に情報が行きかっている。

・不安やパニックの拡大による社会の混乱
 →インターネットは変わらず機能しており、人と人同士が情報交換したり、意思疎通をしているため、買い占めやちょっとしたトラブルで済んでいる。

 あくまで情報社会が最悪の形で崩壊するシナリオの妄想なので、今現実で起こっている事とは全然異なります。ここではウイルスのパンデミックの恐ろしさについてはここでは言及していないけれど、世界中で猛威を振るっているのがニュースとして日々届くようになってきました。
 今回のシナリオはデマや悪意が人を殺すインフォデミックが本当の意味で起こるとしたらこういう事かなというのを想定しています。

 未知の脅威が迫ってきたとき少し位ビビりすぎな方が、生存のための健全な反応だと思っています。SNS上では色んな意見とかフェイクニュースも流れていたりしますが、大筋は実情や専門家の意見を直接得る事ができており、目先に迫っている危機がどんなものなのか理解が進んでいるのではないでしょうか。瓦版や口コミでしか情報を得る事の出来なかった数百年前と同じ情報伝達の手段しかもたなかったら、もっと迫害を受ける人は多いだろうし、ありえない民間療法で感染拡大する事が予想されます。そう考えると情報で救われている人は多いでしょうし、今現状SNSとかインターネットといったテクノロジーが良い方向に機能しているんじゃないかなと思うところでもあります。

そんなことに想いを巡らせながら「生きるための知恵」を探求するならやはり田舎と思っていて、それを考え直すいい機会でもあるのかなと感じております。

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