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身体を使い切る「キャリステニクス」

「偏愛を探る旅」によって…
自己を知り、他者ともっと繋がりたい。
何ができるのか可能性を試してみたい。
改めて、「身体(からだ)」について考えていく。

遡ると、大学時代のある講義から興味が始まった。
進藤先生の「身体表現」だ。
様々なワークを通して、身体への理解を深めていった。
先生はアイヌの舞踊にも精通しておられた。
マタンプシ(アイヌ民族の伝統的な鉢巻)を作るワークもあった。
バスケットボールでの動き方のアドバイスをいただいた。
その他、空間、食、身体の使い方、意識についてなど様々なことを学んだ。
”からだの不思議”に胸をときめかせた。

一番衝撃だったのが「暴力をダンスに変える」ワークだった。
相手が突き出した拳に、自分の拳を合わせる。
ぐーをほどき、脱力させたまま動き出すとあら不思議。
相手もつられてついてきてしまう。
まるで一緒にダンスを踊っているかのようになる。
もう一つ印象的なことを挙げるなら、意識は歪曲できること。
ん?
「歪曲」という語を初めて聴いた。
「ゆがめ曲げる」の意だが、自分とは別の物に意識の対象をズラす…
そういったことだったと思う。
仰向けになって寝る。
もう1人の人に膝を押さえてもらう。
なかなか膝を上げることができない。
しかし、意識を歪曲したまま膝を曲げるとあら不思議。
膝が曲がり、相手の手は上へ押し上げられる。
意識を自分の膝から、別の物に移すだけで、だ。
書きながら思ったが…
意識を別に移しつつ、膝を曲げるというはどういうことなのだろうか。
いずれにせよ、面白い講義だった。

そういえば、私の親友は先生から「前向き緊張公害」と言われていた。
全て理屈で理解しようとするので、身体をうまく操れない。
カチコチのあの動きを思い出す度に笑えてくる。
音楽を味わうかのように、目に見えないものを感覚する。
言葉でそう書き表せたとて、体現するのは難しい。
だからこそ、興味も湧くし追究したくなる。

今興味を湧かせているのが、「キャリステクニックス」だ。
以下に、学んだことを追記していく。2024.8.21

上記のサイトでビビッと来たことを貼り付ける。


キャリステニクスの起源は古代ギリシャまで遡る。ギリシャの戦士たちが用いていたこのエクササイズの名前は、2つのギリシャ語「美(kallos)」と「力(sthenos)」が語源だ。

「キャリステニクスは非常に自然なトレーニングがルーツです。今や当たり前のバーベルですが、実は1928年まで存在しませんでした。ですので、それより昔の人は自重を活用して鍛えていたのです。それしかない中でも人間は剣闘を生き抜いたり、未知の土地へ遠征したり、南極に到達したりしていました」

「これらが実現できていた理由は、当時の人間が自分の身体を自在に操れていたからです。ウエイトトレーニングをこなしていたからではありません」

基本スキル習得も重要だが、キャリステニクスで最も重要なのはそのユニークなカルチャー楽しさだ。

キャリステニクスは身体機能面の効果も絶大だ。スティーブンソンが続ける。
「健康で機能的な身体を手に入れるためには可動域を広げる必要があります。ヨガが人気なのはこれが理由です。可動性安定性筋力が身体動作を司っています。キャリステニクスではこの3本柱が必ず関わってきます」
「たとえば、美しいハンドスタンドを行いたいなら、強い筋力、適切な可動性と安定性が必要です。ですので、キャリステニクスは全身を使うムーブメントのトレーニングには非常に機能的なのです」

さらに言えば、キャリステニクスに限らず、新たなスキルセットの習得は脳の働きを高める。大げさに思うかもしれないが、ある科学研究では新たなスキルを学ぶために自分を追い込むと脳神経の繋がりや回路が刺激されて脳がシャープで活動的な状態になることが明らかになっている。

「スポーツパフォーマンスの見地から言えば、人間はもっと上手く動けるようになる必要があります。動作の選択肢が増える必要がありますね」

「ジムへ通い、スクワットやデッドリフト、ベンチプレスをしていると、いつも同じパターンで動かすことになります。ですが、キャリステニクスは多種多様な方法で身体を動かすことになるので、全身の運動能力に影響を与えます」

「僕に寄せられる質問で一番多いのが『どうやってキャリステニクスを始めればいいの?』だね」と語るのはクーパーだ。

「僕の答えはいつも同じで、『プッシュアップから』だ。プッシュアップができないなら、膝を床につけてやってみよう。プッシュアップができたら、次はプルアップとディップスだ」

以下、ポイントを貼り付ける。


①回数を重ねて徹底的に追い込む

自重トレーニングは筋肉にかかる負荷がそれほど強くないので、回数を増やすことで、筋肉に強い負荷を加えていきましょう。近年の研究では、高重量を扱わなくても総負荷量が大きくなれば筋肥大の効果があることが分かっています。

②インターバルを短くする

自重トレーニングのインターバルの目安は「30秒~1分」

③正しいフォームでゆっくり動作を行う

自重トレーニングで効果的に筋肉を鍛えるには動作をゆっくり行うことも大切なので、目安としては1つの動作を5〜8秒かけて行いましょう

④頻繁に行う

自重トレーニングは週に3回以上、理想を言えば毎日行うのが効果的です。というのも、自重トレーニングの場合は筋肉へかかる負荷が少なく比較的早く筋肉が回復するので、短いスパンで繰り返し負荷を加えることでいち早く筋肥大できるからです。

⑤計画を立てて鍛える部位を分割して行う

筋トレでもっとも重要なのは「継続」です。1週間の計画を立てて、鍛えたい部位を分割して日々トレーニングすることで、モチベーションを維持してトレーニングに臨むことができますよ。

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