かくも別れは美しい

仕事ができる人になってきたと思っていた。
しかし、それは仕事をできていないことだとわかった。
仕事は、1人ですることもあるけど、
チームでするなら何倍にもなる。
それができていなかった。

そう思った理由は、今は人事異動の季節で、
私の部署からも部署を離れる人が出た。
その中で、普段から信頼されている人で、
たくさんの人から別れを惜しまれてお礼を言われている人がいた。
複数の人が離れていく中で、その人は多くの人から惜しまれているのが、
客観的にもよくわかった。

これは、逆を言うと、私は離れていく人からそういう言葉をかけられることはほとんどなかった。
私は、自分では人に対して自分で答えを出して、
それを教えてあげるようにもしていたし、
相談も乗ってあげようと人間関係も大切にしてきた。

だけども、それは、この結果を見ると明らかで。
人は自分が思う「思いやり」だとか「仕事の成果」で
人を見てはいけない。
その人が欲しいと思っているもの、
信頼するに足る人材になるには、
それではなく、「その人の価値を受容すること」が大事だとわかった。

自分の価値観を与えるのではなく、
相手の価値観を受容すること。

そう言う意味で今回の人事異動では、
そうはなれなかったけど、学びになる人事異動で、
必ず、そのような人になりたいと思うのだった。

#仕事のコツ

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