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参与のテキスト(再任用・定年延長読本)

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2019年11月の記事一覧

怒鳴る

どうにも理不尽な行いに思わず怒鳴ってしまう。
何でそれが理不尽であると分からないのか。
いや、理不尽であろうがなかろうがそんなことは気にしないんだろう。
世の中の理や優しさや人知を超える力を軽く見る賢ぶった愚かさ。
権力に衣を借る傲慢さ。
すぐに自分だけを守ろうとする空虚なプライド。
見ては見ぬふり、知らぬふり。
既存の規範らしきものを疑うことなく盾に取ったずる賢さ。
無知であることを矛にする図々

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森川晃さんのマネジメント

森川晃さんの重要な論点をメモした。
納得感が大きい。

いちばんの私共のコンセプトというのは「世界中の優秀な人が集まる」ということが前提です。あとは「マネジメントが必要じゃない人だけ必要です」と。だからマネジメントは徹底的にやらずに、マネジメントが必要な方は辞めていただくと。そういうのを大前提としていますね。

人生も仕事も、たいていのことはうまくいきません。だけど、うまくいかないときこそ

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知性の破壊

人事異動等で自分を取り巻く環境や情報が全く変わると、人間の知性なんて、簡単に破壊されるなと思っています。まさに人間の知性は人間の頭の中ではなくて、人間を取り巻く環境と共にあると思います。そのような中、常に仕事の原点に立ち戻り、現状の課題や問題点をしっかりと認識することが非常に大切です。パニックに陥らないように、このように常に自分の頭の中に、未だ整理できていない事柄を自分のモノとして把握することが重

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ノブレス・オブリージュ

ノブレス・オブリージュ

道理の感覚。
これが無い人の近くにはいたくないな。
心が濁ってしまいそうで。
合理的であるとか論理的であるとか、そういうことではなくて、道理の感覚を持つことの大切さ。
それは人間としての優しさと、社会に正義を帯びさせる力を兼ね備える。
そこには品性があり、知性を感じさせる。
この感覚を持たない人は、もうどうにもならない。
なぜなら、それは育ちの問題だから。
育った家庭や社会、地域が、何をもって重視

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