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#さいたま国際芸術祭

さいたま国際芸術祭のオープニング テリー・ライリー

さいたま国際芸術祭のオープニング テリー・ライリー

さいたま国際芸術祭のオープニングはテリー・ライリー。大分ご御高齢(89歳)なのでここでしっかり聴いておく。
90分ぶっ通しのパフォーマンス。
音楽はフレーズの"連なり"だけど、アンビエントじゃなくて、ミニマルミュージックと言うらしい。
瞑想感たっぷり。
エスニックでもある。
シンセは70年台の音。
嬉しい。
iPadの演奏も圧巻。
弾きたい音を弾けるスタイルで無我に弾け!というメッセージを受け取っ

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美女と野獣コンビ

美女と野獣コンビ

ヴァンサン・カッセルとレオ•セドゥの美女と野獣コンビ。主役のギャスパー•ウリエルは既に他界している。
家族間の心情の描き方が繊細で緻密。
製作者の個の強さ、個のキャラクターを大切にする姿勢が魅力的に個々の人間を描くことに成功しているのだろう。
端役のいない映画。
2016年の作品。
カンヌ国際映画祭グランプリ受賞。
鳩時計の鳩がいい。
しかし、今なぜさいたま国際芸術祭に?
その辺の理由が整理される

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セノーテ

セノーテ

ユカタン半島北部に点在する洞窟内の泉、セノーテ。マヤ文明時代の水源で、雨乞いの生け贄が捧げられた場所。
現世と黄泉の世界を結ぶと信じられていたという。
泉の中を潜る映像に、現地の人や祭祀の映像が被り、現地の人が語る精霊の声やマヤ演劇の独台詞が流れる。
ストーリーは無いし、ただの文化の垂れ流し。(^◇^;)
こういった映画の作り方があるんだな。
南米独特の独台詞はやっぱり難しいけれど。 #さいたま国

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難しい

難しい

郊外の住宅地辺りで芸術祭を開催するのってとても難しい。
皆が生活を送っている地域だと、日頃の現実的な世知辛い雰囲気からなかなか気持ちが抜け出せない。気持ちをアートに集中して没することがなかなかできない。
埼玉県南部であろうと東京都の市部辺りでもどこでもそうだ。
住宅地特有の牧歌的?なぼうっとした雰囲気が抽象的な思惟を邪魔する。
#さいたま国際芸術祭 #artsaitama

マンタレイ

マンタレイ

怪我を負った男は、槍で刺されたマンタレイの化身なのか?
懐かしの映画劇場と化した大宮市民会館が素敵だ。^_^
なんだかストーリーが整理れていなくて。
長編作品の中に、まるで違う短編作品が数本押し込まれている感じ。
ロヒンギャ難民のこととか、タイとかフィリピンの情勢とか、知識が無いので映画の意図がつかめているのか不安。^_^
#さいたま国際芸術祭 #artsaitama2023

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仕事と働くを演じる

仕事と働くを演じる

なんで仕事は、悲しみや憂い、苦しみを伴うのか。
けして笑顔は主役とはならず、神経や感性を研ぎ澄ますことなく、習慣の中でやり過ごす。
それはシシュポスの神話そのもののように思える。
やりがい? それは戯言だろう。
仕事は人の罪によるのか。
独白の多くは喜びを醸し出さない。

https://bench-p.com/projects/murakawa_saitama/
#さいたま国際芸術祭