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職員のキャリア、おさえておきたい管理職のスキル

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2020年2月の記事一覧

物事を考える

物事を考える際、正しい結論を得るためには、”思い込み”というものが大変邪魔をするよなあって思う。
自分の経験や体験の枠をあまりに信頼しすぎず、様々な視点から、時にはたいへん幅広く複雑な状況を捕らえ、あるいは大胆に物事を単純化して考えることさえも必要だろう。
その問題に対しては、どこに重きを置いて”考える主たる基準”を設定するのか。
課題の本質そのものなのか、対象の態様なのか、手法の選択なのか・・・

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尊厳

管理職として考える。
あまりに細かく指示を与え、あまりに細かく報告を求めると、部下は過度に萎縮して、仕事も遅延し、報連相もなくなる。
人間は誰でも信頼され、任され、自分の判断で仕事がしたいし、誰でも細かいことを言われるのは嫌なものだからね。
上司もそうかもしれないが、部下にだって尊厳というものがある。
当たり前の基本の基本。
僕は相手の尊厳を慮らない社会や制度を決して認めない。
それが民主制度だな

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美的な価値

美的な価値

東京駅も美しい。
政治も行政も、それを担う人々も、
その営みには美的な価値を伴って欲しいと思う。
その成果には未来に続く普遍的な価値を多く含んで欲しい。
人間と人間の関係だって、いっときのものじゃなくて、そこには将来に渡って胸がはれるような絶対的な価値が含まれてこそだと思う。
今を生きることは大切。
しかし、今を強欲や傲慢でやり過ごすことは許されない。そして強欲や傲慢を見過ごしてはいけない。
そこ

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WLB

WLB

WLB! 時間で仕事をカバーするのではなく、
一定の時間内で成果を上げる組織に生まれ変わらなければならない。
時間に仕事を割り当てる発想。
そういう時代。
同じ成果なら、短い時間で成果を上げた方が評価される時代。
その事実を素直に受け止めたい。
厳しい時代だが、残業を増やさずに仕事量を増やすには、スピード、処理能力を高める。
効率化を図る。
そして管理職も腹をくくること。
必要なことを100求めず

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人が足りない

人が足りない

さいたま新都心の映画館。
チケット売場から人が消えた。
ネットと同じようにチケットが買える機械がずらりと並ぶ。
南区役所の建築構想時、我々は、銀行のように、このような機械が前面にずらりと並んだ絵を描いたが、何年もたっても、そんな風景は見られない。
人が足りない足りないと言いながら、こんな状況。

もう少しだけ頑張ろうと思う。

もう少しだけ頑張ろうと思う。

今、さいたま新都心のドトールコーヒーに。
多くの人がここで本を読んだり、ケータイを見たり、勉強をしたり、仕事をしたり、疲れを癒やしたり、競馬新聞に線をひいたり ☺
皆、それぞれの人生を編んでいる。
でね、もう少しの間だけ、ここにいる皆がいつも笑顔でいられるように、そのことだけのために、もう少しだけ頑張ろうと思う。

仕事

なんだか気分が悪い。
めちゃくちゃ気分が悪い。

きちんと仕事をやればいい。
人間関係をただ良好に保つのは仕事じゃない。
ただ従前の通りに行うのも仕事じゃない。
人に依存するのはナンセンス。
権限を振りかざして不用な専断をするのも仕事じゃない。
権力を分け与え、組織にマネジメント力を浸透させろ。
まずはニーズを真摯に見極める。
今充足すべきニーズを。
そして将来を見越して今必要な仕事を見極める

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フレッシュマンとして

組織に新たに入ったフレッシュマンとして、皆に押さえておいて欲しい仕事の基本は、

よく先輩のアドバイスを聞いて、先例に則って、それ
に習い、言わば仕事のプロセスを先例と違わずにしっかりと進めていくことです。

・・・じゃあないだろう!

それって結局責任逃れじゃん。
フレッシュマンに一番必要なものは、責任感、つまりプライド、自己肯定感。
そして、論理的且つ柔軟な思考の展開ができること。

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ヒルティは厳しい

この一年は最悪の一年だった。
マネジメントがとにかく難しかった。
人と人に挟まれてめちゃくちゃ辛かった。
涙が多すぎた。
身体がとにかく壊れそうになった。
もちろん自分の能力に問題が無いとは言わない。
それでも頑張って、限られた予算でも、方向性を見極めて、回りに配慮しながら、俺の就任前と比べれば遥かに多くの成果を残したつもりだったが、人生最低の評価が下った。
今まで順調だったから本当にびっくりした

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落ち着き

ここのところ何年か、とても嫌な思いをすることが続いていた。その原因は組織なのか、人間なのか。
今までになかった嫌な思い。
で、ここでそれが極まったら、その後は吹っ切れたというか、今までよりも気持ちが落ち着いている。
さらに今まで仕事をしっかりとやってきたという思い、満足感が湧いてきた。仕事をしっかりとやっておいて本当によかった。😀
さらに仕事に対する自信も強まってきた。
変な力みが取れ、視野も広

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気づき

気づき

茂木健一郎先生のMOOCSの講義で・・・、
自分の弱点を再認識した。

※Cognitive Failure
※Inattentional Blindness
※Change Blindness

今観察している現象の重要な変化に気づかなければ
いけないんだけれど、この気づきというのが非常に難しいという。

注意が向けられないことによってそれに気づかない
Inattentional

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人間ってのは、
やっぱりディスられた側、ディスられる可能性のある側には回りたくないもんだ。
それが真理。

たぶん、他の人の仕事やその思いをぞんざいに扱おうとする人は、他人だけじゃなく、自分のこともリスペクトしていないんだろうなあ。自分に何かしら成し遂げられるとは信じていないんだろうなあ。そして、つまらない権力に首根っこ掴まれて、いつもびくついているんだろう。

メジャーなメディアはもちろんだけど、ネットの情報を簡単に信じてはいけない。平常時もそうだけど危機勃発時はなおさらだ。個々にまさに情報リテラシーが求められる。しっかりとエビデンスを確認する癖をつけよう。情報を発信する側もきちんとエビデンスを示して語ろう。