白血病について

白血病は血液のがんです。

がんは人の細胞が突然変異を起こして増殖することによって、
人体に様々な悪影響を及ぼします。

私は急性リンパ性白血病(Ph陽性)と診断されて、
一度、造血幹細胞(骨髄)移植を行いましたが、
再発したため、再度移植することになり、現在入院中です。

胃がんや肺がんなど、がんにもいろいろあるように、
白血病でも
・急性骨髄性白血病
・急性リンパ性白血病
・慢性骨髄性白血病
・慢性リンパ性白血病
と4種類存在します。
(異常を起こした細胞で名称が変わります。)

私はさらに染色体異常があるPh(フィラデルフィア)陽性で、
発病した約30%の方がこれがみられます。
(使う薬が変わるだけでそこまで違いはありません。)

白血病の予兆は様々あります。
・熱が下がらない
・血が止まらない
・関節が痛い
・貧血 など
大体は血液検査を行えばわかりますが、
たまに骨髄検査を行わないとわからない場合があります。

私がその例で、
一回目の発病は、
熱が下がらない、肺炎による呼吸困難、関節炎による歩行不能
の症状が数か月ありました。
簡易の血液検査で白血球の数が異常値だったため、
精密検査をしたところ診断されました。

二回目は動けなくなるくらいの頭痛がしたため、
救急搬送されましたが、血液検査は異常なしでした。
痛みが引かず再度血液検査をしましたが、異常が見られず、
再発の可能性があるということで、
骨髄検査を行ったところ再発が確認されました。

発病の予兆は人それぞれです。
身体に不調を感じたら、
無理せず病院で検査を受けてください。

原因がわからない場合は血液内科を受診することをお勧めします。

がんはほっておくと致死率が90%以上の病気です。
治療しないと治りませんが、
治療できる病気です。

がんにかかっても絶望せず、
病気について調べてみてください。
どんな治療をするのか、どんな副作用があるのかを知ることで、
不安やストレスをものすごく軽減してくれます。

お医者さんも聞かれれば丁寧に教えてくれるので、
怖がらずに訪ねてみてください。

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