マサ

メルボルンで20年ほど暮らしています。

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最近の記事

お葬式に参列して

今日、初めてこちらで日本人の葬儀に参列しました。 故人とは直接の交流はほとんどなく、たった2回だけ電話で話したことがあるだけのご縁でしたが、その短い会話の中で、見知らぬ僕に対しても非常に丁寧に対応してくださったことが強く印象に残っています。 葬儀を通じて、故人がどれほど家族や友人、そして後輩を思いやる優しい人だったのかがよく伝わってきました。 彼の人柄がいかに多くの人に愛され、尊敬されていたのかが、スピーチやスライドショーを通して感じられました。 連絡を取ったきっかけは

    • バスキングをしている若者をみて思ったこと

      今日は大人しく家にいようと思っていた。 明日外出するし、土日二日とも外出すると月曜日がしんどく感じることが多くてあまり好きではない。 ふとFBの投稿を見ていたら、シティでバスキングをしているという情報が目に入った。 最初は「へー、面白いことやる人いるね」とだけ思っていたんだけど、ある瞬間にパッと目に入ったのがいいねの数だった。 100を超えていた。 えっ??100超え?普段そんなにいいねが付く投稿ってない。 なんかこの人面白そうだなと思って、見に行ってみることにし

      • コミュニティの持続可能性

        先週末、メルボルンにある日本人グループが主催するファミリー向けの七夕イベントに参加しました。 2週間前の別のイベントとは異なる趣旨とセットアップで、適度な参加者が集まり、特に子供たちの楽しそうな様子に心が温まりました。 個人的な振り返り自分の子供たちが小さかった頃を思い返すと、仕事に追われて余裕がなく、このようなイベントに参加する機会がほとんどありませんでした。 今、ボランティアとして参加することで、いわば当時の自分を許してもらおうというような気持ちになります。 イベ

        • 外を知ったからこそ

          歩いてでも行ける距離のところで集まりがあった。 1ヶ月に1度行われるそうだ。 僕が住んでいる東側の集まりで、参加した人が言っていたが、やはりこちら側は日本人が多いようだ。 絵本を読んだり、絵を描いたり、カルタをしたり、輪投げをしたりするファミリーの集まりで、6組くらいが参加していた。 自分の子供がまだ小さかった頃を思い出した。 あの頃は本当に手がかかったが、とても楽しい時期でもあった。 その時は必死だったのであまり楽しむことができなかったが、振り返れば良い思い出だ

        お葬式に参列して

          七夕イベントに参加して

          いやあ、こんなイベントがいいなぁ。 たくさんの参加者で本当に楽しかった。 主催者の方も頻繁に宣伝されていて、一時は参加者が多すぎてチケットの販売も停止したほどだ。 僕はボランティアとして参加したけど、あれぐらいお客様がいれば本当に楽しい。 少なすぎても多すぎても大変だが、今回はちょうどいい感じだったので一番良かったと思う。 実は主催の方と会ったのは当日だった。 もちろんその前に電話やメッセージ、メールでのやりとりはしていた。 とても素敵な方でお茶の先生だ。 確

          七夕イベントに参加して

          メルボルンで日本の音楽文化を満喫する一日

          ドンドンドドン! 昨日、エクサドンという太鼓とエクササイズを組み合わせたアクティビティに参加しました。 三種類ほどの中くらいのサイズの太鼓が並び、その音の響きに心躍りました。 ファシリテーターのリードも見事で、とても楽しいひと時を過ごすことができました。 日本にいたら、時間がなくてきっとこんなアクティビティには参加しなかったでしょう。 でも、海外に出たことで、日本の文化や伝統に対する興味が増しました。 実際、海外に出る前は、日本のことにそれほど関心を持っていなかったです。

          メルボルンで日本の音楽文化を満喫する一日

          戦争花嫁に会って

          電車に一本乗り遅れてねー。 その後に駅から広島の方向で閃光が見え、次いでものすごい音が聞こえたの。 呉から広島方角が見える山と山の間から雲のようなものが立ち上るのが見えたのよね。 それがたちまちキノコのような形になったの。 1945年8月6日午前8時16分。 当時呉に住んでいた女性の話だ。友達と広島に映画を見に行く予定だったそうだ。 たまたま乗り遅れた電車。そこが運命の分かれ道となる。 本当に人生というのは不思議だ。 もしあの時電車に間に合っていたら、私は今こ

          戦争花嫁に会って

          寄付の文化と集客

          25ドル そんなに高くない。 メルボルンの平均時給くらい。 しかも全額寄付になる。 スタッフが言っていたのはそれが原因かなと。 高いらしい。 去年も同じようなことをされたそうで、その時は入場料は5ドル。 お茶代をカバーできるくらいの設定。 人数はけっこう集まったとのこと。 たった25ドル、されど25ドル、、、、 僕も日本にいた頃は確かにあまり寄付する習慣はなかった。 こっちに来て寄付文化に触れた。 確かにそれでも昔からの習慣はそれほど変わらなかった。

          寄付の文化と集客

          餅つきに参加して

          よいしょ!よいしょ! ぺったんこぺったんこ 日本人会の餅つきイベントに参加してきた。 子供たちがたくさん参加するイベントでみんな楽しそうだった。 日本と何かしらのつながりがある子たち。 その子たちに何を伝えることが出来たのだろう。 楽しかった記憶として残ってくれるのか。 大きくなった時に「あぁ、そういえば餅つきしたなぁ」となってくれだろうか。 子供たちについてもいいよと声がかかると、初めはみんな恥ずかしがっていたが、間もなく行列ができた。 それぞれが頑張って

          餅つきに参加して

          若者たちをみて

          おもしろいことに、前回のノートをあげた直後にあの若者が情報をアップデートしていた。 少しは動いているようだ。 実はそのもう一個前にあげた日本コミュニティーの話が書きたくて投稿を更新したのだが、その直後なんかモヤモヤした気持ちをただ書き出したいと思って、追加でもう一本投稿したクラファンの文章の方が読まれるという結果になった。 自分が若かった頃はクラファンはなかったので単純比較はできないが、自分が若い頃同じように出来ただろうかと考えてみたら、出来なかったのではないだろうかと

          若者たちをみて

          クラファンを応援して欲しいというが

          お世話になったカフェに恩返しがしたいという理由でクラファンを始めた若者がいる。 場所がメルボルンということですぐオンライン仲間に話が回ってきた。 ワーホリ中にお世話になった人に恩返しがしたい。 自分もワーホリ経験者だからよくわかる。 初めての海外。 わからないことだらけ。 英語がほとんど通じないのに親切にしてくれた人はたくさんいた。 今頃どうしてるかなぁ。 クラファンを始めたのはいいのだが発信がほとんどない。 現状の報告もほとんどない。 こんなにSNSが普

          クラファンを応援して欲しいというが

          日本コミュニティinメルボルン

          日本語書籍図書館を作りたい! そしてそこにリアル日本コミュニティセンターを作りたい! フェイスブックグループのメルボルンにいる日本人集まれの管理人さんが発信された。 とても面白くなりそうだ。 今まで日本コミュニティセンターを作りたいと思った人はいたと思う。 ただ実際やるとなると相当の手間隙がかかる。 人手も必要だ。 子育てや起業、転職など、それぞれの人生の段階で「あれがあれば」「これがあれば」といろいろ考えはしても、それが終わってしまえばその意欲も小さくなり、年

          日本コミュニティinメルボルン

          日本旅行を終えて

          あっという間の2週間。 前半はメルボルンで知り合いになった人が東京で行われる展示会に毎年出展しておりそのお手伝いのために1週間。 後半は友達や知り合いに会うための1週間。 展示会の出展者側になるのは、僕にとって初めての経験だったので学びが多かった。 いろんな会社の方が来てお話ができる。 本当に皆さん色々やっておられてすごいなぁの一言。 今年3月の日本は寒くて、東京では雪まで降った。 僕は朝歩く習慣があるのだが、寒くて新鮮だった。 特に今までに一度も歩いたことも

          日本旅行を終えて

          飛行機の中で

          久しぶりの飛行機移動。 しかも海外。 自分の周りで他の人がどこかに行くのを見送るか迎え入れるかばかりだったが、ついに自分の番が来た。 と言ってもどうしても行きたかったわけではなく、去年偶然知り合いになった人から半分仕事のようなお話をいただいてそれに乗っかってみた。 昔から旅行は好きで、子育てが終わったらどこかに旅したいなぁとずっと思っていた。 でも子育てが終盤に差し掛かった頃、離婚してそれどころではなくなった。 しばらくして落ち着いた頃に「よし、今からは旅行を楽し

          飛行機の中で

          オフ会で思ったこと

          去年10月にあったイベントで関わった仲間たちで集まった。 イベントの後もオンラインでやり取りはあったが実際に会うのはあれ以来。 年齢的には自分の同世代から下世代。 みんな置かれている状況やライフスタイルも違う。 同じなのはメルボルンで生活をしている日本人ということ。 子育て中の人が半分くらい。 独身の人も数人。 僕とは人生のステージが違う。 僕はほぼ子育ても終わり、50代もすぐそこで自分の老後が見えてきた感じがする。 子育ては楽しいけど大変だ。 子育てに関

          オフ会で思ったこと

          長くいるだけですごい?

          どれくらいメルボルンにいるんですか? 20年くらいかなぁ。 えぇー、すごい!! こんな会話が繰り返される。 確かに長くいる。 そろそろ人生の半分。 それは仕事があり、家族がいて生活しているから。 その1日を生きて、それが積み重なり1ヶ月となり、そして1年となる。 そして気がつけば20年。 でも感想を言えば住んでしまえばどこでも同じ。 結局生きていくために働いていて、生活していかないといけない。 たまたま場所がメルボルンだったというだけ。 朝から晩まで働

          長くいるだけですごい?