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恋愛詩:海の見える窓辺から

『この部屋の窓から
海が見えるのを今夜ほど
ありがたく感じたことは
なかったかもしれない
幸いにも星月夜だ
今日私は貴方のことを
好きな自分を認めた
海にしか話せない恋心』

「山上のこの部屋の窓から
見下ろせる港町を
こんな気持ちで
見つめたことはない
今日私は貴女の前で
愛する心を隠さなかった
不思議そうに私を見返す
あの美しい瞳を
今夜の星月にも
見せてあげたかった」

『あ…流れ星』
「あっ流れ星だ」

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