なんとなく「合う」ダナン、じゃあなぜ前の街は私に合わなかった?
前回から数日経ってしまって、いわゆる充実してるからnoteの更新しようなんて思わなかったわ、という感じっぽいとはいえ、そこはちゃんと人間らしく相変わらずの上がり下がりのある日々を送っておりますw ということでダナンの最初の3日間、まとめます!そして日数を数える意味って大してないなって(あと、面倒だなって)なったので、タイトルから日数をなくします。
初・ダナンへ
今更出てきた昔の写真
ハノイのノイバイ空港から国内線でダナン到着。空港ではしっかりラウンジを楽しんで、なんかそのあたりからちょっと楽しい気持ちが出てきた。やっと、以前ダナンに15年前に来た時に会ったTシャツ屋さんとの写真をFacebookがだしてきてくれた。すげえ探した時にはぜんぜん出てこなくて、おせえよ!って思った。懐かしかったけどジオタグはついてなくて、結局場所はわからなかった。日付は約10年前。15年じゃなかったw
ゴールデンブリッジのお迎え
grabで配車して泊まる予定のホテルまで。途中、ちょうどよく観光名所のロン橋を通過した。車の中からちょうどそのドラゴン様が見えたので車内から動画を撮影しながら、もともと橋を渡すのがけっこう好きで、この街にはたくさん橋があることに気づいた。grabでついたホテルは不思議なたたずまい。でも雰囲気は良さそう。
お店で髪の毛染めて、切る
日本にいるときから自分で髪の毛を切ってました。え、って感じですが。
そもそも自分で髪の毛切ってた
なんというか、お店の雰囲気が少し苦手で、まだ実家に住んでいた時にはけっこういい感じの人がいたんだけど、オーストラリアに留学するっていっていなくなっちゃって、その後そのお店に一応行ってみたけど、なんとも話というか雰囲気が合わず。その後も住んでた街で何回か挑戦してみたけど、どうにもやっぱり合わなくて。そこで、大学生の時にもやっていた「自分でカット」に切り替えてしまった。バリカン買って鏡とiPadとスマホで切っていた。昔から髪の毛を染めるときは自分で家でやってた。
4月1日になったときに髪の毛を染めたんだけど(脱色)、その色が黄色くてぜんぜん好きじゃなかった。ま、でも黒じゃなきゃだめ、っていう謎の圧力が日本には蔓延っている、と妄想しているから、自分が黒じゃない色の髪の毛にしてからは、周囲の人がどんだけほとんど髪の毛黒いんだろうって思うことが増えた。(髪の毛の色を変えるといつも思う)
いざ、カラー&カットへ
そんな私だけど、前回のハノイの時、この髪の毛の色がきっと悪い運を引き込んでいると言われたことがあり、ほお、なるほど、と思って、ダナンに来たらとにかく現地の床屋さんみたいなところで髪の毛を切って色を染めてもらおうと思っていた。ということでホテルに到着するまでにエアコンがついていて髪の毛染めてくれてある程度の値段感が事前にわかる場所とかで検索して、切ってもらう場所を決めていた。距離が短いので、車ではなくバイクで現地に向かうことにして、その道中、ビーチ沿いを走ってくれた。なんか気持ちいい。ハノイよりも南下したので、ちょっと暑いけど、ビーチは暑いところだからそれも別になんか気にならない。
普通のことをやってみるってのもおもろかったんだ
なんだろう、このただ「髪の毛を切って色を変える」って、普通のこと過ぎて旅をしている時に海外ですることなんてない。それをやってることがなんだか面白かった。普段は日本でもしないことだから、俺にとっては普通のことでもなかったのかもしれないけど。「旅に出たら〇〇」みたいなのには囚われたくないっていう思いに囚われたり。だから今回、「髪の毛切って色戻したら?」って言ってくれた人には感謝。
プロの技術のうつくしさ
久しぶりにちゃんとプロに切ってもらうからか、一挙手一投足?が気になってずっと見てしまった。カットは600円で出来てしまうけど、とっても丁寧で、アートというか技術というか、美しいしかっこいい。綺麗で丁寧。なんか日本では感じなかったことだったけどすごくそれに魅入られてあっという間にカットは終了。カットの後の毛染めの段階でも、お店で染めてもらったことが1回しかないから、久しぶり過ぎて、クシで丁寧に髪を分けとってはけ?みたいなので丁寧にちょっとずつ液をつけていく様子がすごい。
ちょっと液つけ過ぎた?w
すごく丁寧だったけど、液をつけたまま、30分以上、1時間くらい?放置されてて、しかも液がまあまあ肌にも付いてたせいで、さあ流すよってなっても肌についたやつがぜんぜん落ちなかった。めっちゃゴシゴシやられて、結局ホテルに戻って鏡で見たらなんか赤くなって少し傷ついてたw そして髪の毛、真っ黒になったんだけど、その後髪の毛洗ってタオルで拭こうとすると、黒いのがついちゃって、毎回ゴシってやる前にちょっと端っこで確認してみるんだけど、1週間くらいたった今(これを書いている今)でもまだ濡れた髪の毛は若干紙とかタオルに色がつく。(笑)
久しぶり?に楽しい夕飯
髪の毛を切り終わってもう17時くらいだったので夕飯を食べよう!ということで周辺を探したら、すぐ隣の隣くらいにけっこうGoogle Mapで人気のあるお店。店の前に来てメニューも見てみたけどそんなに高くもないので、ここにしよう、と決めて中に入ると、手前からはわからなかったけど奥が中庭みたいになっていて、なんか雰囲気もいい感じ。俺は一人だったから、2階のテラス席に通してもらって、上から見た感じもいい。一人で食べるにはけっこうな量だった(この旅でむずいことの一つ、食事の量)ので残しちゃうんだけど。
楽しめてる私、楽しめなかった私
ってことで、今日は髪の毛切ってご飯食べた後に、調べておいた毛糸屋さんにもよって安くいい糸(太めの糸とかTシャツヤーンとか、日本だと高めの糸がとってもとっても安くて!)が買えたり、ちょっと遠かったけど帰り道も歩きながら夜のドラゴンブリッジなども見て、なんだかイキイキした俺は、ふと、「この街は合うみたいだ」と感じたわけだけど、逆に、じゃあなんで前の街は俺に合わなかったんだろう、ってことを考え始めた。考えてわかるかもしれないけどわかんないかもしれない。とにかく今日はなんか楽しかった。ダナンらしいことってなんかしたかわからない。ダナンは初めて来た街だからか。色々と考えてみたものの、よくはわからない。わからないけどとりあえず、そんなことを考えることが増えたなって思い、自分のことをどんどんと理解していく。
ちょっと思ってた旅とは違ったけど、自分もこのアジアの旅を「とりあえず自分が今でも旅したいかを確認する旅」って位置付けていたから、やってることはあまり間違っているわけではない気もしている。
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