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第114回おうちでレガシー カバレージ Round2 Kevin Hsu(ディミーアリアニメイト) VS ラヴェル(ベルチャー)
コンボデッキには2通り存在する。「コンボは勝ち筋の一つである」というタイプのデッキ、そして「コンボを通すために死力を尽くすデッキ」というタイプのデッキである。
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「Kevin Hsu」の持ち込んだ「ディミーアリアニメイト」は、前者のようなデッキの典型と言えるだろう。根本は「ディミーアテンポ」を軸としており、テンポデッキの勝ち筋の一つとして《納墓》→《再活性》により《偉大なる統一者、アトラクサ》などを釣り上げるリアニメイトギミックを採用したデッキである。
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対する「ラヴェル」が持ち込んだ「ベルチャー」は後者の代表と言える。このデッキが目指すところはただ一つ。「《ゴブリンの放火砲》を設置して起動する」のみである。この目標を達成するため、あらゆる手段で相手の妨害を掻い潜るデッキがこれである。
器用なコンボとオールインコンボ。今回マッチ勝利に輝くのは果たして。
■Round 1
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開幕一閃。ラヴェルは《水連の花びら》2枚と《ライオンの瞳のダイヤモンド》を展開。その後両面土地をセットすると《猿人の指導霊》を追放。そのまま4マナ支払い《ゴブリンの放火砲》を叩きつける。
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そのまま《ライオンの瞳のダイアモンド》を火種に《ゴブリンの放火砲》を起動。土地が搭載されていないラヴェルのライブラリーが全てKevinへ投げつけられゲーム終了。この間たった1ターンである。
Kevin0ーラヴェル1
■Round 2
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2ゲーム目、《思案》で手札を整えるKevinに対し、ラヴェルは《金属モックス》と両面土地から《ダウスィーの虚空歩き》を展開する。デッキの軸を否定するクリーチャーを見たKevinは、これを《意志の力》で打ち消す。そのままターンを貰うと《不毛の大地》でラヴェルの両面土地を破壊。ラヴェルのゲームスピードを削ぎにかかる。
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そのまま無防備になったラヴェルに対し、Kevinは《悲嘆》を想起コストでプレイ。ラヴェルの手札を確認する。ラヴェルの手札は《夏の帳》2枚と《暗黒の儀式》。まずKevinは《夏の帳》を落とすと、続けざまに《再活性》をプレイ。当然《悲嘆》を盤面に呼び戻し、《暗黒の儀式》を捨てさせる。
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一気にリソースを失うラヴェル。だが、着実に両面土地を貯めつつ、一度前方を確認するべく《思考囲い》をプレイ。公開されたKevinの手札は《四肢切断》と《動く死体》。コンボの起点となる《動く死体》を捨てさせる。
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が、ここでKevinは《動く死体》をトップデッキ。ラヴェルの《ダウスィーの虚空歩き》を盤面に呼び込み、一気にラヴェルに圧をかけていく。
ここまでされては流石にたまったものではない。ラヴェルは投了。勝負は3本目にゆだねられた。
Kevin1ーラヴェル1
■Round 3
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ラストゲーム。ラヴェルは《神聖の力線》を展開しゲームスタート。両面土地を展開し《水連の花びら》をプレイし、マナソースを貯めていく。
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この動きに対し、Kevinは《超能力蛙》をプレイ。一気にラヴェルのライフを削るプランに切り替えていく。
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土地を貯めていくラヴェルに対し、Kevinは《超能力蛙》でコンバットしドロー。更に《不毛の大地》でラヴェルのマナ基盤を咎めつつ、不要な手札を捨てて《超能力蛙》を巨大化させていく。
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ラヴェルは《外科的摘出》で《不毛の大地》を追放。ついでにKevinの手札を確認するが、公開された手札は《意志の力》2枚に《否定の力》《厚かましい借り手》《動く死体》《致命的な一押し》《渦まく知識》。ラヴェルは乾いた笑いを浮かべつつ、そのままKevinへターンを回す。
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Kevinは《些細な盗み》で《神聖の力線》をバウンス。そのまま《超能力蛙》でコンバット。二重三重の打ち消しに尻込みするラヴェルを尻目に、Kevinは更に2体目の《超能力蛙》を展開。更に《厚かましい借り手》も展開し、一気にラヴェルのライフを削り切り試合終了。器用さを売りとするKevinのディミーアリアニメイトに軍配が上がった。
Kevin2ーラヴェル1
■デッキリスト
■対戦動画
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