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【詩】遺作

世の中の「この野郎!」を絵筆に伝え
彼の腕は一気にキャンパスの上を這った
ひとつの心は無数の色を呼び
無数の色はあまねく魂を呼ぶ
長い時間をかけた作品だと聞く
だけど彼にとっては
ほんの一瞬の出来事だったのだろう

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