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空想植物図鑑 105

◯あいさつ

 みなさん、おはようございます。
 ちゃーりー(標準体型)です。

 それでは、今回の空想植物となります。


「プラントハンターとして60年間探し求めた、白銀に輝く木を前にした瞬間。私は職務への忠誠心、己の野心、故国への奉仕、その他全ての人間的感情を失い、ただそこにある奇跡に跪いた」

 国内随一と謳われたプラントハンター「バウバラン氏」は、この植物との出会いを機に引退を宣言し、その後、一切の植物関連事業に参加しなくなった。
 バウバラン氏の協力を得られなくなった植物事業は瞬く間に腐敗し、亡国の吸収合併を余儀なくされた。
 現在、この植物は大陸専門機関により絶滅が宣言されている。

 この植物は白銀に輝く皮を持つ。この特徴的な姿について、古代人は常に神話の中で似たように語っている。
 古代神話には系統問わず、大災害「17体の泥巨人」出現について語られている。この災害は泥巨人であったり、巨大な柱であったり、天に駆け上る獣であったりと、パターンは異なるが、いずれも17という数が関わっていることに変わりはない。
 この植物は大災害後、唯一地上に残った霊木と同一植物であったと考えられている。

◯おわりに

 
 空想植物図鑑シリーズの楽しみ方については、7月6日の「空想植物図鑑」記事の中で紹介しております。
 以下のURLから過去の記事が閲覧できます。
(8月24日 一部修正 追記)

https://note.com/maskedno7/n/na05146844f41

 みなさんがほんのちょっぴりと空想を楽しむ時間を提供できたら、これ以上の喜びはありません。

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