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箱根ドールハウス美術館

◯あいさつ

 みなさん、おはようございます。
 ちゃーりー(標準体型)です。
 前回記事で紹介した、箱根ドールハウス美術館に行ってきた思い出を徒然なるまま書き残していこうと思います。
 写真も下手で、十分な魅力が伝わらないと思います。ですので、ぜひ、みなさん自身の目で確かめていただけたら幸いです。

※箱根ドールハウス美術館 様の展示作品は、ご案内いただけるように撮影可能ですが、「フラッシュを使った撮影」「動画の撮影」は禁止されています。
また、記事に掲載している画像は撮影時の映り込みなど、一部修正しております。よって、実際の物とは異なっています。ご了承ください。

◯目指せ、箱根ドールハウス美術館

 ドール及びミニチュアの世界。以前から興味はあり、自分でもちくちく人形の洋服を作ってみるくらいになったこの頃。
 よく行くお店の広告コーナーに目が止まり、私は箱根ドールハウス美術館なる存在を知りました。
 恥ずかしながら、いつもお目当ての品を手にしてそそくさ家路を急いでいたので、その広告に気づいたのは、随分通い詰めてからでした。
 しかし、知ったからには、気になって気になって仕方がないのです。

 調べてみたところ。箱根ドールハウス美術館に行くには、最寄りの駅からバスが良さそうです。
 小田原駅で乗り換えて、箱根湯本駅を目指します。
 箱根湯本駅から元箱根行きのバスに乗ってゆくのですが、道中は山道!すごい、曲がる!身体が揺られる!夏休みで混んでいるから吊り革に掴まるけれど、吊り革だとバランスが悪くて危ない!手を伸ばして、吊り革を吊り下げている竿に掴まれば、少し安心感があります。
 届かない人は椅子の持ち手に掴まるか、座らせて貰えたらそれが良いです。
 バスは小田原駅からも元箱根行きが出発しているので、多少時間がかってもいいわんという方は、小田原駅からバスに乗ると椅子に座れるかもしれません。

 そうこうしながら、バスに揺られて約1時間。「芦ノ湯」バス停に到着しました。
 実は私はずっと「芦ノ湖」バス停と勘違いしており、「芦ノ湯」バス停で降り損ないました。先入観って怖い……‼︎ 案内板が見えたから良かったですが、見落としていたら港まで行っていた事でしょう。

 そうして到着した箱根ドールハウス美術館は、観光地の賑わいを見守るような、とても静かな山の中にちょこんとありました。

◯ここが箱根ドールハウス美術館ね!

 外観は、気取りたい年頃の子どもがちょこんと帽子を被ったような雰囲気。
 奥にはミニSLが走る線路があって、子ども心を刺激されます。
 写真はないのか。申し訳ありません。ありません。と言うのも、私はたどり着いた感動を写真に残すという心構えができておらず、ぐるりと見渡して「やっふぅ美術館だー!」と、玄関に突撃していったので、写真が無いのです。今度行ったら、写真を撮ろう。

 さて、中に入ると、ショップとカフェが併設されたエントランスです。舞台みたいに高低差のあるエントランス中央には、ピアノが一台ありました。天井は採光窓があり、天気が良かったので明るく、LEDよりも優しい明るさを感じます。
 天気が悪かったら、印象がかなり違うでしょう。多分、ピアノが1人で演奏を始めるのではないか。と、いらない心配をしそうです。

 また、ショップとカフェは入館料なしでも利用可能だそう。でも、近くに目立った施設(観光地的な)ものは無いので、ここに来るお客さんは展示品を見ていく前提じゃないかしら。
 さらに、外にあったミニSLは開館時間中、1時間(00分)に1度走行するそうです。※乗車は入館料とは別料金です。
 
 現在は夏休み期間中ということもあり、クイズ大会を開催中です。
 入館時に貰える問題用紙に答えを書いて、出口にある回答と照らし合わせると、可愛いポストカードを貰えました!


オナー・シャーロット・アップルトン
「フェアリーランド」のポストカード
そこはミニチュアじゃないのん?
妖精だって小さくて可愛いから一緒だよ(暴論)

◯オモチロイのう
 

 ドールハウスというと、ドールの世界に触れたばかりの私は、いわゆる「着せ替え人形の家」を想像したものですが、実際に観てみるともっと深みのある物でした。
 それは確かに人形の家ではあるのですが、現実的な住まいの完璧な再現(階段がちゃんと繋がっている。トイレや台所がある。吊り上げ式折り畳みベッドがある)と、空想的な部分(ここにこんな絵があったら良いな。こういう家具があったら良いな)が1つの形になった空間でした。当てはまらない物もありましたが、それはそれで。
 12分の1サイズに詰められた想いは、圧縮された分強くなっているようです。
 ヨーロッパ発祥のドールハウスは、視覚教育目的を持っていたというのも納得です。
 時代の風刺、生活の移り変わり、程よい空想。
 夏休み期間開催しているクイズ大会にある「〇〇探し」は、きっとヨーロッパの子どもたちも夢中になったことでしょう。

メトロポリタンミュージアム
親指の爪くらいの大きさの名画がたくさん
「モナリザ」や「ナポレオン肖像画」が飾られている
こっそり自分の描いた絵を混ぜたくなるのぅ 


だまし絵のある部屋 (フランス)
壁に飾られている大きな絵画(?)
は、横から覗き込むと温室になっている
オシャレ!



 つい、自分がこんな家に住むなら?など、妄想せずにはいられない。
 自分でなくても、大切な人形たちが過ごすなら?と、考えてしまいます。
 どうしましょう! 捗る! 妄想!

 さて、ドールハウスの造形はもちろん、美術館の造りも面白いものでした。
 元植物園という美術館は、空調が行き渡るように扇風機で風を送っていました。ちょっと不安にも思いましたが、意外にも過ごしやすい温度でした。
 1時間ちょっと過ごしても、不愉快な暑さは感じませんでした。

◯おわりに

 運行するバスの本数が1時間に2本程度のため、利用する時には帰りのバスの時刻を確認してからが安全安心。(本当はもう少しゆっくり過ごしたかったけれど、帰りの時間にバスがどれほど混むかと恐れてピークタイムを避けたヘタレ)
 今度訪ねる際には、「芦ノ湯」バス停で降りる。
 
 記事のさいごになりますが、箱根ドールハウス美術館を訪れて、好きと向き合う時間を過ごせました。美術館関係者の皆様に感謝申し上げます。
 ありがとうございます。今度はゆっくり、ミニSL乗車しようかなぁ。


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