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「何をしたらいいのか」 この判断で大きく変わる

こんにちは。

今日も ”ましうー” に来て下さり、ありがとうございます。

お盆も過ぎて、そろそろ8月も終わりを迎えようとしています。
早いですね。もう夏も終わりますよ。

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昔学生だった頃、夏休みを利用して山奥のとあるリゾートに住み込みでアルバイトをしたときのこと。

そう、ちょうど今頃の季節だった。

初日にお客さんに混じって送迎バスに乗り込み、現地で担当者と手続きをした。
既に雇用は確定していたので、挨拶程度の内容だった。

昼過ぎからの顔見せも数分で終わり、明日から働いてもらうということで、今日のところは好きにして良いと言われた。

といっても、遊具や施設を利用するには一般客と同じく料金が発生する。
でも所持金がほとんどない。
しかも自分一人ではそのようなリゾートを楽しむ気分にも到底ならない。


好きにしても、と言われても・・・
勝手を知らない土地で一人放り出されたところで、
何をしていいのか全く見当がつかなかった。

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「何をしたらいいのか分からない」「何をすべきか判断に迷う」
なんてことは、日常生活でもよくあることだ。

人間的に向上したい、と漠然と思っても、
じゃあ何をしたら良いのかはよく分からないものだ。

そう、ここでは、具体的にどういう風に向上したいのかがはっきりしていないところに問題がある。

向上と一口に言っても色々な意味があるから、
行動に移そうにもどうしてよいか分からないのは当然であろう。

今の自分、このままで良いのだろうか。
気が付いたら年ばかりとって、何にも身に着いていないかもしれない。

こうもがき始めたら、「何をしたらいいかわからない」となってしまうんだろうな。


小学生の頃とかを振り返ってみると、
たいていは先生や親からやるべきことを指示され、ときには強制されて、
言われた通りのことをするという機会が多かった。

指導する側は子どもの成長具合をキチンと見ていたのだろう。
自習時間なんかを与えるときは、
勉強する科目や方法などは子どもたちにも判断ができる、
と見通せて初めてそのような時間を与えていたような気がする。

きちんと周りの大人が導いてくれていたんだろう。


そんな小学生でも「総理大臣になりたい」と言いだしたら、
本人はそのためには何をすべきかを考えることになる。

具体的に目指す形が見えている分、
漠然と向上したい、というのとは違っている。

ここでも「何をしたらいいのか」は、たいていの場合分らないだろう。
だから経験者に聞いたりそれを知っている人に教えてもらうくらいしか思い浮かばない。

伝記があったら、それを読むとか。

でも狭き門を目指すには、当人をとりまく環境や、”運” というものが必要になってくる。
選んでもらう職種の場合はなおさらのことだ。

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たまになんだけど、
もし自分がホームレスになって、仕事も無く、
毎日、食べて、寝て、次の日を迎えて同じことを繰り返す、
という生活になった姿を想像したりする。

生きるために生きている、
毎日生命を繋げることだけを考えて生きている、

生命を維持することが目的なのだから、
生きていることを謳歌することはなく、
ただ時間が過ぎる流れの中にいる。

でもこんな生き方を選ぶのではなく、
毎日ただ生きているのではない、
生活を向上させるために「何をすべきなのか」という考えを持てたら、

きっと繰り返すことも変わっていくんだろうなぁ、
と考えたりする。

生活を立て直すためには「何をしたらいいのか」。
自分で答えが出せなくても、行政やボランティアなど手を貸してくれる団体もいる。
そういった人たちに頼ることから初めても良いのだ。

生き方を向上させたい、
これを望まずこのままでいいという人もいるようだが、
向上したいという気持ちを持ったら
「するべきこと」が見えてくるはずである。

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「何をしたらいいのか」がわかってきたら、
その先の目線の置き方が全然変わってくる。

「何をすべきか」がなかなか掴めないから、
「目的」とか「夢」とかを持つことが大切だと言われるのかもしれない。

もちろん、「目的」が先に立つ場合もたくさんあるが。

そうして
何をしたらいいのか」が見えてきたら、
一歩前進して
「何をどうしたらいいのか」となってくる。

具体的なものが出てきたら、
どう行動に移していくのかみえてくるんだろうな。


「他人に迷惑をかけない人でありたい」
「有名になりたい」
「お金持ちになりたい」
「尊敬される人間になりたい」

こんなたぐいの望みはクリアするモノも多いだろうし、
雲をつかむように漠然としていて、
行動に移すこと自体が難しい。

「大谷翔平のようになりたい」
の方がまだ形が見えて分かりやすいのではないだろうか。

難易度は別として。


「何をしたらいいのか」が分からないというのは、
「何を目指したらいいのか」が見えないにも似ているように思える。

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