![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/145630224/rectangle_large_type_2_f22df1d66fea8d309aa702b2f183a094.jpeg?width=800)
【旅】[音楽] 旭川・妹背牛・美唄 放浪記
先日、旭川・妹背牛(もせうし)・美唄(びばい)と、車でちょっとした移動をしました。
今回はその三地点への小旅行と、移動中に聴いた音楽についても触れてみたいと思います。
実はその3ヵ所、意外な共通点がありました。
1.旭川までの道中の音楽
1枚目
You Never Give Me Your Money ~ The End/The Beatles
ユー・ネヴァー・ギブ・ミー・ユア・マネー ~ ジ・エンド
/ザ・ビートルズ
ビートルズのアルバム ”アビー・ロード” の、
アナログ盤的にいうところの B面の 3曲目から最後までのメドレー
なのですが、
"Her Majesty" がまだ一番最後に追いやられる前、
つまり
"Mean Mr. Mustard" と "Polythene Pam" の間に残っていたときの
ヴァージョンです。
プレビューで
"Mean Mr. Mustard" "Her Majesty" "Polythene Pam"
の流れを聴いて、ポールはそれが気に入らず、
"Her Majesty" を切ってしまえと指示。
当時ビートルズに関するものは全て捨ててはいけないという決まりから
テープ編集の切り取った部分を保管。
それを 最後に付け加えられたという逸話がありますよね。
だから 前後が不自然にカットされた感じになっているんですね。
2枚目
Time And Tide/Basia タイム・アンド・タイド/バーシア
3枚目
London Warsaw New York/Basia
ロンドン・ワルシャワ・ニューヨーク/バーシア
4枚目
Sweetest Illusion/Basia スウィーテスト・イリュージョン/バーシア
バーシアのソロ1枚目から3枚目のアルバムを
一気にいってしまいました。
ポーランド出身の彼女は、マット・ビアンコを経て、
アメリカ・イギリスを中心に活動。
ラテン音楽やヴボサノヴァ、ジャズポップ、ダンスミュージックまで、
彼女の歌唱力には全く以て魅了されてしまいます。
2.旭川 ラーメン ふるき
![](https://assets.st-note.com/img/1719662044411-C14MNZfAyQ.jpg?width=800)
2020年から休業の人気店が、2023年9月に復活。
旭川ラーメンといえば醤油ですが、ここは味噌が絶品なのです。
![](https://assets.st-note.com/img/1719662287010-FRrs93BfV5.jpg?width=800)
味噌ラーメン 大盛を注文。
スープはなかなか濃厚でありながら、最後の一滴まで飲み干すことができる。
なのですが、量がご覧の通りテンコ盛りで、
ここはひとつ冷静になり、スープの完飲はあきらめたのでした。
おばちゃんメインのスタッフで、
みなさん応対が丁寧で、真摯な姿がとても好印象。
味・居心地ともに非常に満足のいくお店であります。
味噌ラーメン ¥1100
大盛 ¥ 100
合計 ¥1200
3.妹背牛までの道中の音楽
旭川から小一時間走ると、妹背牛(もせうし)町に行きつきます。
5枚目
Merry Andrew/安藤 裕子 メリー・アンドリュー/アンドウ・ユウコ
2006年にリリースされた、フルアルバムとしては2枚目、通算4枚目の作品。
彼女の独特なボーカルスタイルと楽曲は、
一度耳にするとなかなか頭から離れないんですよね。
数少ない、好きな日本人ミュージシャンの一人。
出会えてよかった。
4.妹背牛温泉 ぺぺル
昨年から休館だった温泉施設が、今年4月にリニューアルオープン。
オープン後初めての訪問です。
![](https://assets.st-note.com/img/1719663945418-slT7QlHNfn.jpg?width=800)
白または黒を基調とした浴室は、男女それぞれ日毎に入れ替わる。
サウナもかなり広くなった感じ。
露天の横にはバレルサウナが設置されていました。
雪が積もるとどんな感じになるんだろう。
料金設定は地元町民を優先。
この姿勢、賛成です。
ナトリウム塩化物・炭酸水素塩泉
日帰り入浴 町民 ¥500
町外 ¥700
5.美唄までの道中の音楽
6枚目
Maria/Maria Bethania マリア/マリア・ベターニア
ブラジルの女性歌手。
このアルバムは1988年リリース。
なかなかしっとりとした落ち着きのあるヴォーカルは、
民族音楽にしろサンバにしろ、奥行きの深さを感じさせます。
6.美唄 焼とり たつみ
日本7大やきとり、ともいわれる ”美唄焼鳥”。
当然 ”モツ串” なしではそれを語ることはできない。
レバー・たまご・ハツなど、さまざまな部位をつかった
炭鉱の町だからこそ栄えた焼鳥。
昨年8月、火災でよぎなく閉店に追いやられたものの、
その2日後、店舗向かいの工場敷地で、持ち帰り限定の営業を開始。
そして 同年10月、ついに店舗も復活したのでありました。
![](https://assets.st-note.com/img/1719710248228-SBm1Ee2bOP.jpg?width=800)
いつもは電話での持ち帰り予約、
もちろん ”モツ串一点買い”。
一度でいいから、店で熱々の串とビールをくらいながら、
記憶をなくしてみたい・・・
![](https://assets.st-note.com/img/1719669536674-Dxp9eprPPi.jpg?width=800)
モツ串 ¥150
7.最後の道中の音楽
7枚目
Desolation Angels/Bad Company
デショレーション・エンジェルズ/バッド・カンパニー
ポール・ロジャース率いる 70年代を代表するイギリスのバンド。
個人的には 2ndアルバム ”Straight Shooter” が名盤だと思っています。
ポール・ロジャースといえば、以前フレディー・マーキュリー亡きあとの
Queenのヴォーカルとしても来日を果たしましたよね。
そのときは Bad Company時代の曲も演奏していました。
8枚目
Synchronicity/The Police シンクロニシティ―/ザ・ポリス
Stingソロも良いけど、ポリスも非常にいいですね。
2nd ”Reggatta De Blanc(白いレガッタ)” は、個人的に最高傑作だと思っています。
中学生の少年に衝撃を与えたものです。
おしまいに
今回は3カ所にお邪魔したわけですが、
これら全てに共通しているのが、
「一旦休業して、その後に復活」
ということです。
お客さんに愛されているお店は、
応援の声や支援を受けて、見事に再生するんですね。
それから
紹介した音楽は、個人的な ”一押し” というわけではなく、
そのときの気分や雰囲気でチョイスした楽曲(アルバム)です。
音楽って、気持ちの有りようや気分の状態で、
求めるものがどんどん変わっていくものですよね。
こうして何の障害もなく、気分良く行動できるって、
ほんと幸せだなぁと、改めて感じる今日この頃です。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?