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【旅】[音楽] 旭川・妹背牛・美唄 放浪記

先日、旭川・妹背牛(もせうし)・美唄(びばい)と、車でちょっとした移動をしました。

今回はその三地点への小旅行と、移動中に聴いた音楽についても触れてみたいと思います。

実はその3ヵ所、意外な共通点がありました。


1.旭川までの道中の音楽

1枚目
 You Never Give Me Your Money ~ The End/The Beatles
  ユー・ネヴァー・ギブ・ミー・ユア・マネー ~ ジ・エンド
   /ザ・ビートルズ

  ビートルズのアルバム ”アビー・ロード” の、
  アナログ盤的にいうところの B面の 3曲目から最後までのメドレー
  なのですが、
  "Her Majesty" がまだ一番最後に追いやられる前、
  つまり
  "Mean Mr. Mustard" と "Polythene Pam" の間に残っていたときの
  ヴァージョンです。
  プレビューで
  "Mean Mr. Mustard" "Her Majesty"  "Polythene Pam"
  の流れを聴いて、ポールはそれが気に入らず、
  "Her Majesty" を切ってしまえと指示。
  当時ビートルズに関するものは全て捨ててはいけないという決まりから
  テープ編集の切り取った部分を保管。
  それを 最後に付け加えられたという逸話がありますよね。
  だから 前後が不自然にカットされた感じになっているんですね。

2枚目
 Time And Tide/Basia タイム・アンド・タイド/バーシア
3枚目
 London Warsaw New York/Basia
  ロンドン・ワルシャワ・ニューヨーク/バーシア
4枚目
 Sweetest Illusion/Basia スウィーテスト・イリュージョン/バーシア

  バーシアのソロ1枚目から3枚目のアルバムを
  一気にいってしまいました。
  ポーランド出身の彼女は、マット・ビアンコを経て、
  アメリカ・イギリスを中心に活動。
  ラテン音楽やヴボサノヴァ、ジャズポップ、ダンスミュージックまで、
  彼女の歌唱力には全く以て魅了されてしまいます。

2.旭川 ラーメン ふるき

2020年から休業の人気店が、2023年9月に復活。
旭川ラーメンといえば醤油ですが、ここは味噌が絶品なのです。

味噌ラーメン 大盛を注文。
スープはなかなか濃厚でありながら、最後の一滴まで飲み干すことができる。
なのですが、量がご覧の通りテンコ盛りで、
ここはひとつ冷静になり、スープの完飲はあきらめたのでした。

おばちゃんメインのスタッフで、
みなさん応対が丁寧で、真摯な姿がとても好印象。
味・居心地ともに非常に満足のいくお店であります。

味噌ラーメン ¥1100
大盛     ¥ 100
合計     ¥1200

3.妹背牛までの道中の音楽

旭川から小一時間走ると、妹背牛(もせうし)町に行きつきます。

5枚目
 Merry Andrew/安藤 裕子  メリー・アンドリュー/アンドウ・ユウコ

2006年にリリースされた、フルアルバムとしては2枚目、通算4枚目の作品。
彼女の独特なボーカルスタイルと楽曲は、
一度耳にするとなかなか頭から離れないんですよね。
数少ない、好きな日本人ミュージシャンの一人。
出会えてよかった。

4.妹背牛温泉 ぺぺル

昨年から休館だった温泉施設が、今年4月にリニューアルオープン。
オープン後初めての訪問です。

白または黒を基調とした浴室は、男女それぞれ日毎に入れ替わる。
サウナもかなり広くなった感じ。
露天の横にはバレルサウナが設置されていました。
雪が積もるとどんな感じになるんだろう。

料金設定は地元町民を優先。
この姿勢、賛成です。

ナトリウム塩化物・炭酸水素塩泉
日帰り入浴 町民 ¥500
      町外 ¥700

5.美唄までの道中の音楽

6枚目
 Maria/Maria Bethania  マリア/マリア・ベターニア

ブラジルの女性歌手。
このアルバムは1988年リリース。
なかなかしっとりとした落ち着きのあるヴォーカルは、
民族音楽にしろサンバにしろ、奥行きの深さを感じさせます。

6.美唄 焼とり たつみ

日本7大やきとり、ともいわれる ”美唄焼鳥”。
当然 ”モツ串” なしではそれを語ることはできない。

レバー・たまご・ハツなど、さまざまな部位をつかった
炭鉱の町だからこそ栄えた焼鳥。

昨年8月、火災でよぎなく閉店に追いやられたものの、
その2日後、店舗向かいの工場敷地で、持ち帰り限定の営業を開始。

そして 同年10月、ついに店舗も復活したのでありました。

いつもは電話での持ち帰り予約、
もちろん ”モツ串一点買い”。

一度でいいから、店で熱々の串とビールをくらいながら、
記憶をなくしてみたい・・・

モツ串 ¥150

7.最後の道中の音楽

7枚目
 Desolation Angels/Bad Company
  デショレーション・エンジェルズ/バッド・カンパニー

ポール・ロジャース率いる 70年代を代表するイギリスのバンド。
個人的には 2ndアルバム ”Straight Shooter” が名盤だと思っています。
ポール・ロジャースといえば、以前フレディー・マーキュリー亡きあとの
Queenのヴォーカルとしても来日を果たしましたよね。
そのときは Bad Company時代の曲も演奏していました。

8枚目
 Synchronicity/The Police  シンクロニシティ―/ザ・ポリス

Stingソロも良いけど、ポリスも非常にいいですね。
2nd ”Reggatta De Blanc(白いレガッタ)” は、個人的に最高傑作だと思っています。
中学生の少年に衝撃を与えたものです。

おしまいに

今回は3カ所にお邪魔したわけですが、
これら全てに共通しているのが、
「一旦休業して、その後に復活」
ということです。

お客さんに愛されているお店は、
応援の声や支援を受けて、見事に再生するんですね。

それから
紹介した音楽は、個人的な ”一押し” というわけではなく、
そのときの気分や雰囲気でチョイスした楽曲(アルバム)です。

音楽って、気持ちの有りようや気分の状態で、
求めるものがどんどん変わっていくものですよね。

こうして何の障害もなく、気分良く行動できるって、
ほんと幸せだなぁと、改めて感じる今日この頃です。


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