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やはり『DAHLIA』はXJAPANの1番の名曲だ

こんにちは、ましろです。

最近、X JAPANの楽曲が色々Amazon Musicに入ったもんだからX JAPANが大好きな自分は歓喜して聴いてたんだけど、改めて聴く中で『DAHLIA』はやっぱりいい曲だなーって思ったんだよね。

だから今回は『DAHLIA』について語らせて、お願い。

『DAHLIA』は1996年にリリースされたシングルで、翌年の『DAHLIA(アルバム)』の表題曲として収録された曲なんだけど、譜面の制作に3ヶ月、作詞に1ヶ月、その後長期に渡ってレコーディングが行われたあと、2週間掛けてミックスされたという、現代では考えられないくらいの期間を掛けて制作された曲っていうんだから物凄いよね。

歌詞は言わずもがな良いんだけど、今回はメロディとかの方にフォーカスしたいと思う。

まず特に言いたいのは「AメロからのTOSHIの鬼気迫る歌声とBメロ以降での鮮やかな歌い方のギャップ」が凄く良いんだ。

Aメロとか辺りの歌い方はホント緊張感がある歌い方で、苦しそうにも聴こえるくらいなんだけど、Bメロで一気に伸びのある鮮やかな歌声になるのが、すごくメタルって感じがするんだよね。やっぱりTOSHIの声は凄いや。彼の歌声がXの楽曲全体の雰囲気を変えると言っても過言では無いね。

次にギター。
元々YOSHIKIが作曲したのをHIDEが大幅にアレンジして今のリフになったらしいね。当時のHIDEはかなりデジタルチックなアレンジ(SCARSやZilchなど)を好んでたみたいで、それは『DAHLIA』にもかなり反映されてると思う。

まずイントロでいきなりワーミーを踏みまくってる。これでもかってくらい踏んでる。しかもその次にはワウを使ったサウンド....バッキングは有るけども、あまりにも飛び道具だらけなのにカッコよく纏まってる。彼のセンスには脱帽andスタンディングオベーションだよ。HIDEは個人的に日本一ワーミーの使い方が上手いギタリストだと思ってる。

ギターソロもめっちゃメロディアスで、それでいてストリングと上手く調和してるのが凄いと思う。ライブではHIDEとPATAが後半をツインソロで弾いてるのが最高なんだよね。

それとなんといっても外せないのがHEATHのベースソロからのYOSHIKIのドラムソロ。ベースの怪しげなフレーズとクリーンのギターやストリングも相まってすごく妖艶で、途中に2連のシンバルやサイレンの様なギターの音が緊張感駆り立ててくるし、そこからのドラムソロが凄いんだよ。

結構な手数を16連で叩いてるんだけど、ここはまじでX JAPANの楽曲のドラムソロでは1番だと思う。

全体的にスラッシュメタルで時にノイジーなサウンドが織り交ざってて、今聴いてもまだまだ褪せないサウンドに仕上がってると思う。飛び道具系のエフェクターもふんだんに使われてるけど、ストリングスや他の楽器とも絶妙なバランスで共存してるのが最早芸術。

途中で緩急があったりメリハリがあって、7分程ある曲だけど全体通して聴いても飽きないのが凄いところ。後半の穏やか所からの盛り上げ方が異常な程かっこいいんだよまじで、ホントに。

『DAHLIA』は割とシンフォニック要素が強く感じるけど、根っこはしっかりメタルな曲だし、色々な要素が絶妙なバランスで混ざってる凄い曲だって近聴き直して改めて思ったね。やっぱ『DAHLIA』は名曲だわ。

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