漫画15冊読んだら2日寝込んだ。
タイトルの通りです。漫画を15冊ほど一気に読んだら、2日ほど寝込んでしまいました。
私はうつ病を発症し、4ヶ月ほどで、現在は回復段階という体です。
にもかかわらず、漫画を1日に15冊も、一気に読んでしまい、その疲労のためにその後2日も引きこもってしまいました。
今は退職し、無職の身なので、問題ないはずだったのです。
ですが、運悪く(というか、自己管理が悪く)漫画を読んだ次の日が心療内科の受診日だったのです。申し訳なく思いながらも、電車に乗ってクリニックにまで行ける気がしなかったので、カウンセリングと、受診をお休みしてしまいました。(1週間後に再予約できました)
言い訳を聞いてください。
漫画を読んで、まさか寝込むほど疲れるなんて、想像したことが無かったのです。
漫画を読んで、疲れるなんて。この、心の底、骨の髄までオタクである我が肉体にそんなことが起こるなんて……有り得ぬ……。
ショックです。
そもそも、漫画を読もうと思ったのは、その日はとても調子が良く、新しい刺激に耐えられそうな感覚があったからです。
だから近所のTSUTAYAに行き、漫画を10冊借りました。ライトな内容、ほのぼの日常系の漫画を借りて、その日のうちに10冊読み終えました。
その時まだ、余力があるのを感じていました。そして、続きが気になる。
そして何より、大量に漫画が読めるようになったことが嬉しかった。
その嬉しさに背中を押されるように、続きの本をその日のうちにさらに10冊追加して借りに行ってしてしまいました。
そして、そのうち5冊読んだところで力尽きてしまいました。
その後、2日間食べて寝るだけの生活をしてしまいました。
だって、嬉しかったんです。
うつ病になりたての頃、漫画はおろか、文字が読めず、本屋やスーパーに行くと商品のパッケージに目がチカチカして、内容が頭に入ってきませんでした。
その頃は、コミックスを読むと、1話ごとに休憩が必要な状態でした。なので1冊を読み終えるのに数日かかっていました。
それが、今では10冊読んでも大丈夫🙆♀️
私の喜びが分かりますか?
これで、好きなだけ、漫画がまた読めるようになった!と思ったのです。
クララが立った状態ですよ。
ですが、喜びのあまり調子に乗って、続きを10冊借りにいくなんて事してしまったばかりに、知らなくていい真実を知ることになってしまいました。
今までどんな状態でも「漫画を読むと疲れる」のだと考えた事はありませんでした。うつ状態のひどい時は、漫画が読めないのではなくて「視覚情報の刺激に耐えられない」または「集中力が持続しない」という状態だと考えていました。実際、漫画だけでなく、テレビや動画、小説も見られない状態でしたから、間違ってはいないはずです。
ですが、今回のこの件から学び、私はこの不都合な真実を受け入れなければなりません。
「漫画もたくさん読むと疲れるのだ」
つらい。
オタクに生まれて来たの人間にとって、こんなにつらい事実があるでしょうか。
今までたくさんの漫画を読み、あらゆる戦場や恋愛ドラマに泣き笑って来た、この私が、日常ほのぼの漫画や異世界チート漫画を読むことに疲労を感じてしまうなんて。
しかもたったの15冊で。
なんたる体たらく。
これまでだって、自分が成長してしまったがために楽しめなくなった漫画やアニメを数多く見送って来ました。
セーラームーンを卒業し、りぼんを卒業し、もう、連載中の週刊少年ジャンプ作品ワンピースと鬼滅の刃しか、知らないかも…とは思っていました。
これが成長か。とかアンニュイ感じに思っていましたが、それだけではないのかもしれません。
単純に今の私には「大量に漫画を読む体力がない」
口に出していいたくはない真実です。
これは、年齢のせいかもしれないし、うつ病のせいなのかも知れないし、その原因は定かではありません。
ですが、
この事実を受け入れることから始めなくては、これからの生活が成り立ちません。
「漫画は1日10冊まで」
家訓にします。
どんなに体調が良くても、今後も引きこもってしまわないよう、気を付けます。
疲れてしまっては、せっかくの面白い漫画が台無しになってしまいますからね。
(追記)
ここまで私の言い訳を読んでくださった方。ありがとうございます。おすすめの面白い漫画があればぜひ教えてください。
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