【映画感想】ツレがうつになりまして。(2011)

友人がSNSで良かったと言っていたので、この映画を見ました。

感想

テーマが鬱なので、もちろん笑える映画ではなかった。
大切な人、身近な人が鬱になっていることに気づくことの難しさを感じた。

実際、私の家族２人が鬱になったことがある。その時も自分は、家族の変化に気づけなかった。心の変化はそれほど気づきにくいのだろう。
家族が鬱になった時は、自分は10代だったが、今思えば、その変化に気づけなかったことはとても悔しい。
鬱になってしまうと完全復活までは最低でも半年かかる。鬱になる前に助けるにはどうすればいいのか。どうしたら、心の変化に気づけたのだろうか。改めて考えさせられた。

そして、先日、友人が鬱になった。仕事で悩んでいたことは聞いていたが、相談を受けていたとき「もう大丈夫です！」と言われて完全に安心していた。
映画にもあったとおり、本人も自分も気づかないうちに鬱になってしまうんだ。鬱までなってしまうと、治療は医者の管轄だから自分には助けられない。しっかりと話をきいてあげるべきだったと後悔。

もちろん、自分や将来の家族が鬱になる可能性もある。日々ポジティブに生きていくことは意識しているが、それでも鬱になることはあるだろう。
まずは、変化に気づけるようになりたい。
特に自分は、真面目な正確なので結構鬱になりやすいタイプというのは認識しているので要注意だ。笑

映画を観て思ったこと

ー　誰でも鬱になる可能性がある
ー　大切な人の変化に気づけるように、日記に書く（プチ日記を書いているシーンを観て）
ー　満員電車には一生乗らない（満員電車で通勤するシーンを観て）
ー　愛って素晴らしい（妻がツレの自殺を阻止するシーンを観て）
ー　頑張らないことの大切さ（すべての物事に対するスタンス）
ー　他人に対して寛容であることの大切さ（妻のツレに対するスタンス）
ー　相手の人格を否定するようなことは言わない（無頓着なツレの兄がひどいことを言ったシーンを観て）