超読書まとめ『リーダーになる人に知っておいてほしいこと』(松下幸之助)

■松下政経塾 五誓

一、素子貫徹の事
常に志を抱きつつ懸命に為すべきを為すならば、いかなる困難に出会うとも、道はかならず開けてくる。成功の要諦は、成功するまで続けるところにある。

一、自主自立の事
他を頼り人をあてにしていては事はすすまない。自らの力で、自らの足で歩いてこそ他の共鳴も得られ、知恵も力も集まって良き成果がもたらされる。

一、万事研修の事
見るもの聞くことすべてに学び、一切の体験を研修と受けとめて勤しむところに真の口上がある。心して見れば、万物ことごとく我が師となる。

一、先駆開拓の事
期成ににとらわれず、たえず創造し開拓していく姿に、日本と世界の未来がある。時代に先がけて進む者こそ、新たな歴史の扉を開くものである。

一、感謝協力の事
いかなる人材が集うとも、和がなければ成果は得られない。常に感謝の心を抱いて互いに協力しあってこそ、信頼が培われ、真の発展も生まれてくる。

■成功する人とは

何かしら、人を惹きつける魅力を持っている
頭は良くても、勤勉であっても必ずしも成功はしない

運や愛嬌があった上で、賢さや勤勉さが生きてくる

■成功するリーダーとは

知識ではなく、知恵が必要
悟る=”心でわかる”力が必要


■苦労や迷いはあったほうが良い

一生を通じてこんな苦労があった、こんな困難があったなど語れるものがないと寂しい
人生が無事平安に行くと後日物語がない
→苦労は自分から買って出たほうが良い

■なにごとも誠心誠意取り組む

誠心誠意取り組んでいると、深いものを汲み取れるようになり、いろいろなものが生まれる
→どんなに単純で簡単な仕事でも誠心誠意取り組む

豊臣秀吉は、信長の草履取りという最も低い仕事を精魂込めてやっていた。
後に、信長の片腕まで上り詰めた。

■人間飼いとして成功する

人間関係を成功させるには、人間の本質を深く理解する必要がある

羊飼いが羊飼いとして成功するためには羊の性格、性質、特質を深く理解する必要がある
人間も羊と同じように、”飼いあい”をしている


■感想

松下幸之助の”道をひらく”は言葉が古くて、内容を理解するのにとても時間がかかったが、本書は、録音テープをもとにテキスト化しているので、語りかけ調でないようがすっと入ってきて、わかりやすかった

■TODO

ー 苦労を買って出る
ー 人間の本質を理解する
ー 何事にも誠心誠意取り組む
ー 魅力的な人間になる

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