あんこう鍋はいかがですか?
度々お邪魔します。Jです。
寒い日々が続いていますが、皆さんお元気ですか?冬といえばあったかい鍋をつつきながら、美味い日本酒をキュッとしたくなりますよねぇ。
いつもは孤独のグルメ風に一人で行ったお店を紹介してきましたが、今回は忘年会的な集いで仲間と行ったお店、小岩の「おどり」をご紹介しちゃいます。
※ついさっきお店から帰ってきて、まだ余韻に浸っているところでの投稿です。
ここは、Jの音楽友達のfj氏がオススメの名店で、かれこれ数年前から冬になるたびに、絶品のあんこう鍋が食べられるから是非行こう、と誘われていたのですが、念願叶ってついに本日行くことが出来たのでした。
お店の売りは、ふぐ、すっぽん、うなぎとなっているのに、あんこう鍋を勧めてくるあたり、fj氏の通ぶりが伺えます。
これまでも、このfj氏からはいろいろな美味いお店を教えてもらっていて、一度たりとハズレを引いたことがなく、その中でも今回は絶対の自信を持って数年越しでオススメしていたお店なので、いやがおうにも期待は高まります。
お店の作りは老舗の高級割烹ながら、格式張ってなく、落ち着ける雰囲気。今回はJとfj氏、同じく音楽友達のhmちゃん、あとは時々ここの投稿でも登場するJのパチ友のGODの4人で、世知辛い浮世の垢を美味い鍋と酒で落とすべく、「おどり」に参集したのでした。今日は高級割烹という響きにも恐れを抱かず財布の紐を緩めて、お金に糸目をつけず散財するのだ!という覚悟で向かったのです。
さてさて、何を食べようか、と考えつつ、とりあえずビールで乾杯。こういうちょっとお高めのお店の時はグラスにお酌で瓶ビール、ってのが似合います。わーい!お通しも一味違うなぁ。
メインのあんこう鍋の前に色々つまみましょう、ということで、となるとあん肝は欠かせないでしょ。あとはお刺身の盛り合わせなんかも頼んじゃう?
こっ、これは…美味すぎる。あん肝は全く臭みなく、さっぱりとしているのにコクがありすぎる。刺身も新鮮そのもので、中トロなんかいい塩梅な脂のノリ。
いや〜、こんなの日本酒を飲むしかないでしょ。
とりあえず、久保田の万寿でも。
ちびりとあん肝をつまんで、キュッと日本酒を流し込む、もうサイコー!
お店の売りであるフグも気になるところ、なんと唐揚げが謝恩セールで半額に!こりゃ頼むしかないっしょ!
やってきました、唐揚げが!プリプリでふっくらしたフグの白身、味付けが絶妙な薄味で、素材の旨味がじっくり味わえる。Jはこんな美味いフグは食べたことがないです。
美味い肴をつまみながら日本酒もだいぶ進んで、そろそろメインのあんこう鍋、いっちゃう?
じゃじゃーん!
ここのお店では、料理人が完成させて出してくれるタイプの鍋でした。味噌仕立てのスープにあん肝が乗ってて、鍋の中には見た目以上に具材がどっしりたっぷり入っている!
食べてみてビックリしたのは、なんともサッパリとした上品な仕上がり。臭みなど全くなく、それでいてあんこうの味がしっかり出ている。あんこうの身はプリプリ、トロトロ。コラーゲンたっぷり。
鍋の出汁は美味しすぎてゴクゴク飲めるほど。これは味噌汁なのか?朝ご飯に出てきても良いくらいの上品なお味。
※お腹いっぱい食べてきたはずなのに、投稿を書いてる今もよだれが出ております。少しお腹が減ってきたくらい、思い出しただけで食欲がそそられる味でしたね。
絶品鍋でお腹も膨れて、日本酒がいい塩梅に回ってきたのか、GODとhmちゃんは座敷にゴロンと居眠り小休止。まるで旅行で旅館に泊まりに来たかのような光景。もう帰りたくないなぁ。
ここで呑兵衛のfj氏が、「白子でも食べます?」って。そりゃ食べないわけないでしょ。よく分かってる人のチョイスですなー。
というわけで、白子を頼んだところ、お店の人曰く、「タラの白子が品切れで、フグの白子になりますけどいいですか?」
フグの白子!?
Jは食べたことないです。なんとfj氏も初めてとのこと。頼みましょう、頼みましょう。
これはっ…少し温かい白子が、クリーミーそのもので、まるでクリームシチューかのような、白子では初めての食感。うーん、どんどんお酒が進んでしまう〜。
Jとfj氏の二人で暫くの間しんみりと酒を酌み交わしていると、小休止していた二人がほぼ同時にムクリと起きてきました。
これは締めの時間が来たということか。鍋の残りの出汁で、うどんと雑炊どちらにするか、という幸せな議論をした結果、この上品な出汁を最後まで味わうなら雑炊でしょう、という結論。
というわけで、雑炊もお店の料理人が仕上げてくれました。
いや〜最後の最後まで、最高の味わいを堪能した結果、見事に一人一万円の大台を超えてきましたが、いいのです。今日は。美味い食べ物と美味い酒で、今年一年のいろんな垢を見事に落として、お腹はいっぱいなのに身体は軽くなりました。
いやーほんとに美味かったな〜!
いつか、この店でフグ尽くしを味わいましょう!と誓い合い、今日の忘年会的な宴は幕を下ろしたのでした。
めでたし、めでたし。
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