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Neumorphismをポートフォリオに反映してみた

Neumorphismは2021年もトレンド

2020年のトレンドと言われていたNeumorphism(ニューモフィズム)は
今年もトレンドに入っていた。

ここら辺の記事をふんふんと読みながら、冬休みに自分のポートフォリオサイトをNeumorphism化させてみた。

Neumorphismとは?

Neumorphismとは New + Skeumorphism (スキューモフィズム) の造語。
この概念はMichal Malewicz氏の記事によって紹介され、
Jason Kelley氏がNeumorphismと命名した。

SkeumorphismはiOS 7までのapple純正アプリで採用されていたような
実世界にあるモノにリアルに似せて作るデザイン。
質感やそれっぽさを再現させることで、
直感的にユーザに機能を伝えられるというメリットがある。

NeumorphismはSkeumorphismよりも
リアルさをミニマムかつシンプルに抑えたデザイン。
凹凸の質感を光の当たり具合・側面の影で再現。
Material Designはカードの高さと影の濃淡で階層を表現するのに対し、
Neumorphismはこの凹凸によって階層を表現している。

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Neumorphismが使われていた例は
「A・NA・TA for DREAM」キャンペーン内の
嵐のデビュー曲『A・RA・SHI』に合わせてオリジナルのメッセージソングを制作できるジェネレーター(2020年で公開終了)

いざ、ポートフォリオに反映

ポートフォリオの構成は
・Profile
・Article(Tech Blogに寄稿した記事のリンク)
・Illustration (お気に入りのイラストのInstagramのリンク)
・LINE Stamp (公開しているLINE Stampのリンク)
・SNS

階層構造もないので、
Neumorphismを反映するにあたってタップ・クリックさせたいところだけ
凸になるように調整した。

CSSはNeumorphism Shadow CSS generatorのNeumorphism.ioでパラメーターをいじいじしながら検討。

Before Afterはこんな感じ

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質感が出てリッチになった!
記事部分が「タップしてくれ〜!」と言わんがばかりにふっくらした。

実装して気づいたこと

階層構造が深い・要素が詰まったUIには向いていなさそう
凹凸を表現するために、シャドウのエリアが広くなってしまう。
そのため、深い階層構造や、要素が詰まったUIを作るときには
それなりのマージンが必要になるので、
実際Dribbleを見ていても、一画面の情報が多すぎない
IoT系のリモコンアプリUIや音楽プレーヤーUIが多い。

白背景(#ffffff)には採用しづらい
光源の方向の明るい面(今回のポートフォリオだと左上)を
背景色よりも明るくしないと、マテリアルデザインっぽく見えるので
白背景は避けた方が無難。
今回、白から薄い青に変更した。
暗い面を表現する時も同様の理由で、黒背景(#000000)を避けた方が
よさそう。

手軽にリッチな表現ができる
Material Designのシャドウの表現を変えるだけでNeumorphismを反映できた。
ランディングページレベルの階層構造が浅いUIであれば手軽に試してみてもいいかもしれない。

最後に

2021年にはGlassmorphism(グラスモーフィズム)が流行るかも?という記事も見つけた。
これもちゃんと調べて試してみたい…!

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