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育休フィリピン20日間

こんにちは!
只今、夫婦で育休中(1年経過)
今回、夫婦+3歳1歳の家族4人で20日間フィリピンで過ごしてきました。
(マニラ2週間+セブ1週間)
感じたことを残しておこうと思います。

なぜ行こうと思った?

価値観を拡げたかったから

仕事をしているとほぼ仕事と、帰宅したら怒涛の家事育児。育休中の今は、ほぼ毎日育児を中心としたタイムテーブルをこなす。という日々になりがち。自分の視界が狭く、狭く、狭く、、なっていくイメージ。
だから、視野を広げたい、違う価値観の場所で暮らしてみたい。これが第一の理由。

子どもの反応を見てみたかったから

3歳、1歳のうちの子たちにとって初海外。
この子たちが、どんな事に興味を持ったり、驚いたりするだろう、どんな反応をするだろう、英語はしゃべれるようになったりするのかな?という興味がありました。フィリピンといえば超キッズフレンドリーなお国柄なので、親以外の大人と触れ合えるチャンス!とも思っていました。

アジアNo.1女性活躍先進国だから

フィリピンの女性活躍は実はアメリカよりも、中国よりも、上!
それなのに出生率もトップクラス。
これは、仕事と育児の両立に苦心する自分にヒントになるに違いない!

行くなら今しかない!

1人目の育休期間はコロナで海外に行くなんて不可能でした。
この先、仕事が始まれば、長期で家族の休みを揃えるのはむずかしくなりそうです。上の子が学校に上がれば尚更難しくなりそう。
さらに日本円が弱くなってきて、おいそれと長い期間海外で過ごすのも難しくなるかもしれない。
行くなら今!


行ってみてどうだった?

価値観拡がった?

YES!
自分にとってはっとしたフィリピンの光景と、そこから気づいた事をいくつか紹介します。
※お国柄の違いというよりは、自分の固定観念を自覚化したって話。

【①授乳しながらゲーセンで近所の人と遊ぶ女性】
おしゃれしてお出かけするような大型ショッピングモール。
その中で乳飲み子に授乳(母乳)しながら楽しそうに、仲間とかれこれ2時間くらいカジノゲームをたしなむ女性。

おお(゜Д゜)驚!
私の場合は、赤ちゃん>自分。授乳時間ありきで活動時間や、活動場所を選んでいた(無意識に制限してきた)なぁということに気づきました。
出かける先も、子どもが楽しい場所>自分が楽しい場所。
ましてや、ゲーセンっていう場所柄に対して日本だったら「こんなところに赤ちゃんを連れてきて可哀そう」だの、「不真面目な母親だ」だの冷たい視線を感じそうな気もするが、気にすることはない。フィリピンでは赤ちゃんの存在がもっと受け入れている様子。
ゲーセンのフィリピーナママさんが楽しそうで、見ていて私まで楽しくなった!
行きたいところに行って、好きなことできるって大事だね。
自分に無意識の制限がかかってないか自覚化しようっと。


【②赤ちゃんにおすすめの料理はフライドポテト】
レストラン、フードコートで「赤ちゃんにおすすめの料理は?」と聞くと90%以上の確率で「フレンチフライ(フライドポテト)」と真面目に答えてくれました。ごく稀に「フライドチキン」の回答もあり。笑

Really!?(゜ω゜)
うちの子は完了期だったので、日本では本や保健師さんから習った通り、味付けなしの野菜や、魚、豆腐、軟飯などを主に自炊していました。ちょっと大変だなと思っても、主菜・副菜・汁物(タンパク質、ビタミン、炭水化物)と揃えて、彩も良く。
とやってきてたんですが、フィリピンだとフライドポテト。
確かに店に来ている乳幼児連れを見ても、「フライドチキン&ライス」と潔いメニュー。さらにどでかいジュースも追加。それらは日常食なようでした。
それでもフィリピンキッズは元気に成長してるんだから、フライドポテトもありか!

郷に入っては郷に従え。ってことで。
子どもには今まで与えないようにしていたフライドポテトを解禁。嬉しそうにドカ食い。うん、フライドポテトって最高においしいよね。
フライドポテト塩なしにしてくれていた店員さんもいて、「赤ちゃん用」の心配りを感じました。
数々のジャンクで魅惑的な食べ物を楽しんだ子どもたちですが、郷に従い続けて2週間くらい経つと、無性に野菜をモリモリ食べたくなった。体の油モノの処理能力がそこまで高くなく、ヘルシーな食べ物がマッチしてたんだなと実感。
帰国してからは今まで程厳密ではなく、ただし自分たちの身体に心地よい食べ物を食べていきたいなと思いました。
※あと外食メインで20日間過ごしたので「おかずは複数品目」「ママの手作り」的な呪縛が自分の中にあった事にも気づいた。

他にも書ききれないくらいあり、毎日はっとする場面の連続でした。

子どもの反応って?

フィリピンの人たちは本当にフレンドリーで子ども好きが多い様子。
飛行機の中やレストランで子どもが泣きだしたときも、
フィリピン人は「抱っこさせて」「おもちゃをあげる」片言の日本語で「カワイイ」連呼したり、と我先に助けてくれました。(年齢男女問わず、日本でいう所の子ども大好きなおばちゃんをさらにパワーアップさせたような愛情表現MAXな対応)
子連れとしては本当に、本当に有難かったです。
日本だとそもそも出かけられる場所が限られていて、迷惑そうな顔をされたり、肩身が狭い思いをすることも時にはありますよね。
人口の18歳以下の割合が1割の日本だと子連れはマイノリティになってしまうからかもしれません。(フィリピンは4割)

子ども自身の反応はそれぞれ。
3歳は、積極的すぎる彼らの反応に戸惑い気味。「恥ずかしい」ともじもじしながら親の影に隠れる。「シャイなんだね」と言われる。
1歳は、うれしそうにハイタッチをしたり、終始ご機嫌。
子どもの多いお国柄、子どもが遊べる施設が多数あり大満喫していました。地元キッズと自然とごっこ遊びの世界に入っていくのを見ていると、自然と嬉しくなりました。
英語はいくつかの単語と、「Thank you po」(ありがとう+タガログ語の丁寧語po)は使えるようになった様子。
場所によっては(例:生鮮市場、道路)「こわい」「くさい」「あつい」だったらしく、ショッピングモールメインで過ごすことになりました。これまた子どもらしい素直な反応ww
物乞いをする子どもにも何人か出会って、説明してみましたが、「よくわかんない」という反応。そりゃそうか。いつか深い事柄も一緒に考えられるようになるといいな。
ただ、総じて楽しかったようで「今度はいつフィリピン行くの」と最近でもよく尋ねてくれます。良かった良かった。

ショッピングモールには必ず子どもが遊べる場所があった


女性活躍の復帰後につながるヒントは?

ありました!
目から鱗でした!
長くなりそうなので、また別のnoteで↓


育休って人生のギャップイヤー

ギャップイヤー(GAP YEAR)
大学入学試験に合格した学生が、高校卒業後に一定の休学期間を得てから入学する制度英国で始まった。

[補説]休学中の行動は自由で、ボランティア活動留学旅行などで見聞を広めたりするなどの例が多い。

ギャップイヤー(ぎゃっぷいやー)とは? 意味や使い方 - コトバンク (kotobank.jp)

行って本当に良かったと思います。
育休中に海外旅行に対して「遊ぶ暇があったら、育児(orリスキリング)すべし」

という考えもあるかもしれませんが、
幼い頃の海外経験(教育的にも)と、自分のやりたい事を1つ家族と叶えられて良かったなぁと思ったフィリピン滞在でした。


私たちの育休は残り半年。

今後のキャリアや人生にもつながるような、濃い過ごし方をしていきたいと思います。

暮らしやすい街だった。

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