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他人の機嫌をとらなくていい理由。

彼を怒らせてしまった。

彼女を怒らせてしまった。

上司を怒らせてしまった。

取引先を怒らせてしまった。


そんな時、
私が怒らせてしまったのだから、

なんとか許してもらわなきゃいけない。
なんとかご機嫌をとらなきゃいけない。

と考える人はいないだろうか。

私はそうでした。


許してもらおう、機嫌をなおしてもらおう、
と気をつかうのが当たり前だと思っていました。

怒らせた原因は自分にあると思っていたからです。


でも怒るか怒らないかは相手が決めることです。

同じ出来事を前にして怒る人と怒らない人がいるように、怒る人は自分で怒っているのです。

私が怒らせたのではなく、彼が怒ったのです。


もしかすると、怒らせた理由として失敗や失礼をしたかもしれません。

たしかにそれはよくないことで反省が必要になります。

だからといって、相手の怒りをしずめることまで考える必要はないのです。

相手の機嫌を損ねたのは自分のせい。
相手の怒りをかったのは自分のせい。

本当にそうだろうか。

今ならこう思います。


いい大人なら自分の感情の整理くらい自分でしろ。
謝罪はしてもあなたの機嫌まで取るつもりはない。

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