人生がつまらなく感じてしまったときは…
なんてつまらない世の中なんだ。
このように思ったことありますか?
え?いつも思ってるって?
そうですか。
好きなことっていっても、アニメやゲームや漫画ぐらいしか思いつかないし、、、
うんうん。
それは確かに楽しいんだけど、なんか違うんだ。
そういう楽しみじゃなくて、なんかこうもっと…!
はい、ありますね。
あー、でもわかってますよ。
どうせあなたもこう言うんでしょ。
つまらないのはあなた自身がつまらないからだ。とか、
楽しむ努力だとか行動だとか、ちまたにあふれているクソありがたいアドバイスなんてもう聞き飽きてるんですよ。
私はね、そういうのがくだらないって言ってんですよ。
なるほど。
それでははじめに、私から見てあなたがどう見えているかお伝えしますね。
どういうことですか?
この世界はつまらない。と言ってるあなたを社会から見るのではなく、私ひとりの目から見るということです。簡単にいえば私の独断と偏見であなたを評価してみようということです。
ふむ、やってみたまえ。
はい。
きっとあなたは世界とはこういうものだと知り尽くしてしまったのでしょう。
RPGゲームに例えるならクリアして物語をすべて知ってしまった状態です。
結論から言えば、あなたはゲームに飽きたんです。
なるほど…続けてください。
それを知らない他人は楽しむ努力を強要しようとします。では楽しむ努力とは何なのでしょうか?
それは2パターンあって、
1つめは、レベル99にしたり、アイテムをコンプリートするといった今のゲームを遊び尽くす努力。
2つめは、自分がハマれる新しいゲームを探す努力です。
たしかに、そういうことを私に言っているんだと思う。
けれど、あなたはどちらもしたくないとおっしゃる。
えぇそうですよ。わざわざレベル99にするのもめんどくさいし、新しいゲームを探すのもめんどくさい。
そこまでわかってるなら答えは簡単です。
どうすれば?
ゲームそのものをやめればいいのではないでしょうか。
えっと…?
それはいわゆる消えろってことですか?
いいえ、ちがいます。
あなたは、あるひとつのゲームに飽きたのではなくて、ゲームそのものに飽きたのではないでしょうか?
うーん、どうなんだろ。
仮にそうだったとしたら、どうしたらいいんだろ。
そうですね、すこし過激なことを言いますと、あなたは世界をバカにすることを楽しんでみてもいいんじゃないでしょうか?
え?
クソくだらないこんな世界で楽しめる人間こそバカじゃないかと生きていくのはどうでしょう?
そんなこと…
人として、
常識的に、
普通に考えて…よくないことですか?
たしかに褒められたことではないかもしれません。
だけど、もしそれに抵抗があるなら、本心では褒められながら生きたいと思っているのかもしれませんね。
いい人になりたいけど、このゲームでいい人なんてなれないクソゲーじゃないか!と言いたいのかもしれません。
嫌な言い方をしますね。
そうでしょうか?
よく考えてみてください。
世界なんてくだらないと言ってるあなたをバカにする人はこの世の中にたくさんいます。
それと同じように、あなたもバカにしてもいいのではないかと思うのです。
バカにしなさいといった指示ではなく、バカにしてはいけないといった抑圧から、バカにしてもいいんじゃないかといった提案です。
その上で、バカにしてもいいけどしたくないと決めるのか、バカにしない方がいいけどしてみるのか、いつもと違う選択を選べんでみてはいかがでしょうか。
私たちは同じゲームをしているようで、実はまったく違うゲームをしているのです。
あなたのやってるゲームがチーター男のようなクソゲーで、ゲームってくだらない!と言ってみても、
イカゲームのような良ゲーをやってる人からしてみれば、ゲームの楽しさを感じられないなんて、かわいそうなやつって思うのは自然なことでしょう。
チーター男のゲームを楽しめない自分はどうしようもない人間なんだ。
みんなレベル99やアイテムコンプをしようとしてるのに、それができない私はダメな人間なんだ。
そう解釈してしまって不幸の道を選ぶ人もいます。
プレイしているゲームが違うんです。
勘違いしてほしくないのは、自分のゲームそのものを悲観的に捉えるのではなく、私がプレイしているクソゲーを理解できないお前たちはバカか?といえばいいのです。
ゲームで楽しみを見つけるのではなく、ゲームをしている人間そのものを見ながら楽しんでみてはいいのではないでしょうか?
ちなみに、映画や漫画、アニメの登場キャラを見てみてください。
矛盾や葛藤、堕落やお花畑、そんなキャラが登場するからこそ面白いんです。
もう一度いいますね。
いい人なんてやめて、バカにして楽しんでみてください。
あなたのことをバカにして楽しむ人がいるということは、あなたは誰かの人生を楽しませているということです。
同じように、あなたが誰かをバカにして楽しめば、相手はあなたの人生を楽しませる存在となるのです。
極論ですが、
誰にもバカにされたくないというのは、誰も楽しませることはできないし、
誰もバカにしたくないというのは、誰も私を楽しませることはできない。と、
あえて考えてみてはいかがでしょうか?
そして余裕があるときに限り、いい人に変装したらいいのではないかと私は思います。
私は他人をバカにする人をバカにはしません。だけど私をバカにする人をバカにしてもいいと決めています。
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