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Jesus christ superstar 2019Barbican公演 【衣装編】

※ネタバレしかありません 
※当時のメモなどを見ながら思い出して書いていますが、記憶違いも多々あるかと思います。ご容赦ください

群衆たち

シモン役のTim NewmanのInstagramより

登場時はグレー、カーキなどの落ち着いた色合いでヨガやピラティスをするときのような動きやすそう、かつ現代的な衣装を着ています。マリア、シモン、ペテロもほとんど群衆と変わらない衣装です。ペテロは途中で赤い布をはおりアコギを弾く場面も。

タンクトップの上にジレやカーデガンのような羽織がある人もいます。
場面によって上に来ているものは脱いだり。

ジーザスが捕らえられたあたりで上から黒いワンピースのような服を着ます。これがカヤパ側に寝返ったように見える演出になっています。

ジーザス

登場時はグレーのパーカーの下に白タンクトップ。群衆と区別がつきにくい衣装。
ホサナでは白いロングカーデガンを着ていて、カーキ色の群衆の中、一人真っ白な衣装なのが非常に目立って見えます。
ゲッセマネでは灰色のタンクトップに。(白のタンクトップの下に灰色のタンクトップを着ていて、舞台上で脱ぎ捨てる)

場面によって細かく衣装を変えるのは、白で聖性・神の力を、灰色や黒に近づくほど群衆と同じただの人間であることを表しているようでした。

ユダ

ユダも群衆と似たような灰色のタンクトップの上に灰色の上着を着ています。でも群衆から一人離れて立っていることが多いので比較的見分けがつきやすい。supersterを歌うときは上に革のジャケットを着ます。


ピラト

ピラト役のMatt CardleのInstagramより

黒いタンクトップを着ていて群衆たちように現代的な衣装ですが、権力者であることを示すため?頭に金のシンプルな装飾品をつけています。ピラトの夢では自らベースを弾いて歌います。

カヤパ達司祭

アンサンブルのStevie HutchinsonのInstagramより

黒とグレーの縞模様のポンチョのような衣装。これをバサバサさばいてダンスしながら歌う姿がとてもかっこいい。カヤパとアンナスは金色のネックレスのようなものをつけています。

ヘロデ

金色の裾の長いマントを着て登場。マントの裾は舞台奥から伸びているほど長いものです。マントを脱ぐと金のスーツの下に金のボンデージのような衣装を着ています。

(演者も違いますが2016年のリージェンツパークでは金のマントを脱ぐとふんどしに白靴下+サンダルという衝撃のいでたちでナタを振り回す演出だったようでこれも見てみたかった。↓)

2016年にヘロデを演じたPeter Caulfield のInstagramより

ヘロデの取り巻き

群衆役が取り巻きを務めます。古代エジプトの壁画でみる奴隷みたいな服装をしています。手枷のようなものをつけ、首には銀のお盆のような物をつけています。これはしゃがんで舞台セットに体を隠すと、まるでお盆に生首が載っているように見えます。