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どうすればこの世界で生きられるんだ

年末年始を挟んで久しぶりになった、精神科の主治医の診察。寒くなってから調子を崩してはいたけれど、年末年始は怒涛のような日々だった。

わたしは双極性障害の他にも冬季うつの傾向がある。両方のうつ状態が重なってエネルギーが空っぽになったようになり、疲れてとにかく毎日眠り続けていた。すると、ちょっと外出したときにもらってきたと思われる風邪も引き金になったのか、頭痛がひどかったので内科へ行くと、偏頭痛との診断。

「その頭痛ね、ふつうの痛み止め効かないから。」

内科の先生が放ったその一言が、頭痛よりも重かった。なんてめんどくさいの。でも、その診察で処方された、見たことのないパッケージの偏頭痛用鎮痛剤は、ほんとうにすぐに効いた。

だけど、また動けずに2〜3日たっぷり寝ると、すぐに偏頭痛の発作が再発した。大切な打ち合わせの前、再び内科でなんとか診てもらえないか、時間に間に合うかとヒヤヒヤしながら混み合った待合室で過ごした。名前が呼ばれて診察室で「前回の発作から間が短いから、慢性化してるかもね。思い当たることある?」ときかれ、しんどくて毎日たくさん寝ています、と伝えると、それが原因だと言われた。

心身がつらいから何もできずに眠る。そうすると偏頭痛の発作が起こる。そりゃ、わたしだって毎日たくさん活動したい。眠りこけていつの間にか暗くなった窓の外を見て自己嫌悪したくない。

抑えていたつもりの春夏はやっぱり軽躁になってしまっていたんだろうし、これ以上抑える中で一体何ができるっていうんだろう。

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「ずっとあなたを診てるけど、気分の波もあるし、ずっと疲れてるんじゃないのかな。少し働き方を考えてもいいのかもね。」

過眠に苦しみ、それに伴って偏頭痛に苦しんでいることを精神科の主治医に言うと、こんなことを言われた。ずっと疲れてる。働き方を考える。「でもわたしとしては働きすぎとは思ってないです」必死で言い返すも「それは当事者の感覚であって、主治医としてはあなたは疲れているように見えるよ」と言われる。みぞおちが痛くなった。

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だってわたしは憧れる母のようにバリバリ働きたかった。キラキラ輝くクリエイターのひとたちに憧れて、デザインの道を突っ走った。

だけど働きはじめた頃にどうしても心身をコントロールできないことが増え、半年ほどで転職を繰り返した。無職の期間も長い。そんな中、今のフリーランスという働き方は、今までの働き方の中で一番自分とうまく折り合いをつけれると感じていた。それなのに、やっぱりまだだめなんだろうか。

この世界で生きることが難しすぎて、訳も分からず思考はフリーズする、寝すぎるとまた偏頭痛の発作が出るから、活動していなくちゃ。でも、頭にいやな考えがゴチャゴチャと絡まって、また眠るしかないのだ。

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