「こうするといいよ」って言われたってできなくて苦しんでるし、なんならそれができなくて苦しいのよ

ハッと起きたら7:30！いつも5時前後に起きてしまいうぅ〜ってなりながら世の中が起きてくるのを待つのがつらくて寂しかったから嬉しくて、夫を起こしてみたら今日は日曜なのに月曜日だと思っていた。

昨日、星占いを独特の素敵な言葉で綴る石井ゆかりさんのインタビューを見ていて、ああこの方が他の占い師さんと違う感じがするのはこういうことか、と思った。（肩書きも占い師とかじゃなくてライターらしい）

あなたのせいじゃない。っていいたいんです、私は

石井ゆかりさんに聞く「アドバイスしない」星占いとのつきあい方 | 朝日新聞デジタル＆w（アンド・ダブリュー）

「『こうすればよくなるよ』、というのは、『自分でコントロールできる』っていう前提の発想ですよね。でも、人生には、自分ではコントロールできないことがたくさんあります。なのに『全部、自分でなんとかできたはず』と思うのは、つらいんです。2020年はこう過ごした方がいいですよ、って言っちゃうと、もうすでに、『自分』のせいになってしまいます」

ああもう、これだよと。特にわたし自身に関しては、後悔もたくさんあるし、今も上手くいってないことも山ほどある。ストレスコントロールみたいな本もたくさん読んだし、いろんな方法も試した。

それだけ試行錯誤した中で得たものが何もないわけでもないし、試行錯誤できるのはいいことだと思うけれど、やっぱり上手く自分にフィットしないものに出会ったとき「こうやってできない自分が悪いんだ」と考えてしまう。それはもう塩を舐めたらしょっぱいみたいな瞬間的反応的なもので、例えばそこで「自分を責めなくていいんだよ」と言われても、その方法がわからない。

長いカウンセリングを通して自分の内面や周りの人との関係について治療を受けて、やっと自分が「こうされるのは嫌だなって言ってもいいんだな」「怒ったり、気持ちを伝えてもいいんだな」と思えるようになってきた。

それでもやっぱり誰かに「あなたはこうだからこうするのがいいですね」とか言われると、どうもムッとしてしまうし、反抗心が胸の中でぐるぐるする。

占いに限らず、身近な人もたくさんアドバイスをくれたりする。もちろんわたしのことを心配して言ってくれているのは頭では分かるけど、それができていないと指摘されると、悲しくなってそれどころではなくなってしまう。

「感情と状況を切り離して聞く」とか頑張ってたけれど、今のところどうしても難しい。そんな風に小さな頃から理不尽なことを飲み込もうとしすぎてしまったから、今ちょっと難しいことは、人に言われるとますます難しい。

信頼できる人の言葉ならやれるかもって思うこともあると思うし、それだったらやってみればいいと思う。それくらいの気持ちでやっていかないと、生きていけない。どんなに頑張っても上手くいかないことばかりで自分を責め続けて生きてきた。厳しいお言葉は、今はちょっと難しいです、って思ったら、それは素直な気持ちとして従ってみようと思う。