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週の中休みのお手紙✉️vol.10 転がりを見せる日💎

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週の中休み的な水曜日に、ちょっとほっとするお手紙のような文章を書けたら…という気持ちで始めたひとり連載です。(2022年の11月スタート)
毎週ゆるゆるっと送っています。

自分の心が動くことって指針みたいですな💎

やっと書ける、と思うと安心する。
今日もなんだかバタバタした日で、楽しい!と思うことがあったと思えば、急に具合が悪くなって座って休んだり。へろへろ帰ってきてすぐに寝落ちてしまったから、記憶を整理するのが大変だった。そして書けるかなと思ったらまたぐったりしてしまい、の繰り返し。

20時付近になってやっとキーボードを叩いている今です。
今日はなんだか、コロコロと光の反射を変えるおもちゃを手のひらで転がしているような日だった。多面的で、ちょっとの手の傾きでも転がってしまう、油断のならないおもちゃみたいな。
今日はやっときもちよく晴れて、光がキラキラあちらこちらで踊っていて
わあーっと思いながら歩いたり。
主治医が変わらず明るく接してくれてほっとしたり。
あんまり出歩かないので、店員さんとの簡単なやりとりにも、ちょっと嬉しかったり。

今日、特に脈略もなく嬉しいことがあった。
普段よくやりとりする友人が、前にわたしと話したときのことと共に「この人は信用しても大丈夫だ」と思った、と嬉しい言葉をくれたのだ。
笑っちゃうくらいわたしはそのときの自分の発言を覚えていなかったけれど…
自分が覚えていないところでも、誰かの心にこうして残っていることがあるんだなあと、じんわりしたのでした。

図書館で、文章を書くことに関しての本を一冊借りて少し読んでみたりもした。
やっぱり書くことが好きで、もうちょっと書けるようになりたいと思うから。
でも、その本よりも、吉本ばななさんのエッセイのほうがわたしを元気にしてくれたし、書きたいと思わせてくれた。
吉本ばななさんの文体。決して突飛でないのに、どうして一粒一粒がこんなにきれいな音なんだろう。
こうしてまた誰かに心を動かしてもらう体験が増える。
好きだと思えるものや人と、触れ合いたいときに触れ合えることが、一番元気付けられることのようにも感じる。

パンデミックの中、誰かと直接顔を合わせて語らい合うようなことはめっきりなくなってしまったけど、
そういう時期を経たからこそ、幸せ感が増したりもするのだろうか。
そんな気もするけれど、自分の心がどれだけ反応するかが全てなのかなと思ったりもする。

今日は心を動かしながらよく足も動かして、たっぷり疲れました。
でもまたたくさんのことに触れられてよかった。ゆっくり消化して、自分のカタチにしてきたいと思います🌸🐤

🐤おまけ
クレヨンにハマっています…色をいっぱい重ねるのおもしろい!

ねこねこにゃーん

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