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農場主とスタッフはこんな関係が良いかなぁ

サラリーマン時代にはやる気ない時もあれば、気に入らない上司もいたし、成果の出ない日もあったりしました。
でもやっぱり仕事はその時のベストを自分なりにやり続けるって大事やなって最近になってよく思うのでそんな内容を書いてみます。

良い人生と言うのは人それぞれなんですけど、僕はやりたいと思う事をやり続けられる事、自分で意思決定しながら生きるという事を大切にしてきたつもりです。

若い時はいろんなことができて、ある程度好奇心の赴くまま行動できるし、いろんな選択肢があります。就職も半分は可能性を買われて、成果が出せなくても給料もらえたりします。
それで、だんだん大人になって、年取って、まぁ結婚したり、車かったり、子供ができたり。
で、30才、35才とかになってくると当然ながら仕事ではそれなりの成果を求められるし、責任のある仕事も増えます。いつまでも給料は貰えるものって意識で過ごしていると良い仕事も回ってこないし、転職するにももなかなかうまくいきません。
若い時より生活にかかるコストも増えていて、思い切って農業やろう!って言ってもやっぱり若い時をよりリスク高くて大変です。

まぁ、普通は年と共に選択肢って減っていきますよね。

だけど営業である程度良い実績が出せてたとか、飲食店で最初はお客さん来なかったけど繁盛店にしたとか、オフィスワークのオペレーション改善してきたとか、農場作って経営できるもそうだと思うんですが、そういう経験って他の業界にいっても役に立つ事って多いと思います。今やっていることじゃない事がやりたくなった時に選択肢がうまれて、自分を助けると思うんです。

だから上司が気に入らないとか、給料安いとか、人間関係がとか仕事が楽しくない時期ってあると思うんですけど、将来の自分のためにベストを尽くすべきやなと思います。


あとは、まぁあたりまえに仕事はしなくてはいけません。
会社は学校とは全く違います。
勉強する場所ではないし、少なくとも期待された/給料に見合う成果を出さないといけません。僕もまだまだ小さい農場ですが、面接で勉強させて下さい!と言う人を採用するのは辞めました。勉強する場所ではないからです。上司や研修担当の人を先生のように表現する人(会社がそう言う時も)ありますが、それも違うなって思います。

どんな会社もそれぞれ社会をより良くするために、世の中に価値を提供しています。雇用契約を結ぶという事はその人がチームに加わって活動をより良い方向へ持っていけると感じているからです。

自分の能力を会社に買ってもらっているという事で、お客さんであり、取り引き先と思います。

給料を上げるには高く買ってもらう工夫/努力を自分がしないといけないし、金額に見合わない人/成長が見込めない人は雇用条件は徐々に厳しくなっていくものと思います。

僕はいまは雇う側になってしまってるんですが、雇う側も働いている人の能力を少なくとも適正な価格を提供しないといけません。いつまでも適正な金額を支払えない職場には見切りをつけて他に移るべきです(見切りつけるためにもやっぱり能力って大事かな)。

きれいな目標や夢、理念も言うだけ飾るだけではなんの意味もありません。
事業主はより良いサービスつくり成果を出して、スタッフの雇用環境、仕事のチャンスを作り、スタッフがここで働いて良かったな/働きたい環境がここにあるなって思ってもらってこそ継続して安定した成果を出せるんだと思います。

と、こんな事業主とスタッフの関係が良いかなと思ってます。

僕の農場も、事業主の僕が口だけだったり、成果の伴わない努力ばかりやってたら、スタッフにはダメな彼氏に見切りを付けるようにさっさと僕を見限って、自分の道を進んでもらいたいなって思ってます。

頑張ろう。

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