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夏の太陽、夏の月 32 書店と配信

 自著「浦シマかぐや花咲か」29日(金曜日)から電子書籍の配信がスタートします。読みたい本がすぐ読める時代、便利になったものです。

 書店はというと、紀伊國屋書店のウェブで全国店舗の在庫状況確認したところあまり残ってませんでした。梅田本店で1冊の残りで。全国の皆さん、コロナ禍にもかかわらず御購入いただき感謝です。

 コロナワクチンの接種のスケジュールも決まりつつあり、何とか今年の夏までには、ある程度、人間らしい日常が取り戻せるよう回復して欲しいところです。飲食店、サービス業、宿泊業、それと書店……影響は計り知れないと思います。

 書店はこれからも暫く冬の時代でしょう。なんとか頑張って欲しいものです。Amazonや楽天の通販、Kindle、楽天kobo、Book Walkerなどの配信。巣ごもり状態がなくなっても、今後もこちらの方を選ぶ人が多いと思います。

 小学校とかは今後、1人1台タブレットを配布するみたいですし、今後電子書籍を読む人は増えるでしょう。本を処分する時の二酸化炭素排出もしないですし、文字も拡大できるし。でも、なぜか切ない、味気ない。

 書店もSNSを使って宣伝したり、書店員さんがPOPやレイアウトを工夫したりして頑張っておられます。私も自著が出版されたとき、書店回りもしました。書店員さんの生の声も重要だと感じました。通販や配信は何か味気ない感じもします。フェイス・トゥ・フェイスは人間の基本です。カフェなどを併設する等、形を変えながら憩いの場としてこれからも活き続けるでしょう。書店文化は大切にしなければなりません。

 配信、書店それぞれの特色があって、近いうちに訪れるであろうコロナ後、どうなっているか誰にも分かりません。とりあえず、私も今が踏ん張りどころ、感謝の気持ちを忘れずに前向いて行きます。自著「浦シマかぐや花咲か」の続編、Ⅱ、Ⅲも載せます。よろしければ感想をお願いします。




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